【秋植え球根の植え付けに最適な気温と植え方】植えっぱなしOKの球根も紹介!

チューリップの球根

秋植え球根とは秋に植え付けると翌年の春から初夏にかけて花を咲かせる球根植物のことです。

植え付けに最適な時期と気温、植え方、植えっぱなしにできる代表的な秋植え球根を紹介します。

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秋植え球根の植え付けに適した気温・時期

クロッカス球根

10月に入るとホームセンターや園芸店で球根が販売されるようになります。

購入したら、すぐに植え付けたくなりますね。

しかし、気温が高くて植え付けには早いこともあるので気をつけてください。

あまり早く植えると腐ったり病害虫にやられることもあります。

植え付けに適した気温

15℃前後くらいの時期が最適です。

秋植え球根は寒さに当たることによって芽を出す準備をします。

寒さに十分あたっていない球根は背丈が伸びず、芽が細くなり花付きが悪くなってしまいます。

目安は紅葉

一般に10~11月の間に植え付けますが、地域によって多少時期が異なります。

・北海道や寒冷地では10月上旬
・暖地では11月に入ってから(勤労感謝の日の頃)

目安としては木々の紅葉が始まった頃がその年の植え時です。

球根の保管場所

早めに購入した場合は最適な気温になるまで、涼しくて風通しの良い場所で保管します。

温暖な地域では4~6週間ほど冷蔵庫に保存すると花が咲きやすくなります。

秋植え球根の植え方【コンテナ・鉢植え】

チューリップ球根

球根どうしの間隔は球根1~3個分

深さは球根の大きさの3倍程度が適当です。

球根のラベルに表示されているので確認してから植え付けましょう。

用土は赤玉土(小粒)と腐葉土を7:3で配合した土を使用します。

市販の培養土を使うと簡単です。

元肥の入っていない土を使用する場合は少量の緩効性肥料を混ぜてから植えます。

鉢植えの場合、あまり間隔を空けない方が花が咲いたとき見栄えがします。

間隔は球根1個分くらいにしたほうがよいかもしれません。

使用する鉢は深鉢がおすすめです。

球根の下にスペースがとれるので十分に根を張らせることができます。

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秋植え球根の植え方【庭植え】

チューリップ球根

植える前に20~30cmほどショベルなどで掘り起こし耕しておきましょう。

腐葉土や完熟堆肥を適度に混ぜ、苦土石灰をまいておきます。

水はけが悪い場所では、赤玉土を混ぜて地面を少し高くして植えつけるとよいでしょう。

基本的に水やりは必要ありません。

ただし、乾燥した日が何日も続くようなら時々様子を見て晴れた日の午前中に水やりをします。

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【まとめ】
一般的な植え付け時期は、10~11月
間隔は、球根1~3個分
深さは、球根の大きさの3倍

鉢植えは市販の土を使うと簡単
地植えは事前に腐葉土・完熟堆肥・苦土石灰を混ぜ耕しておく

秋植え球根の種類一覧

チューリップの球根芽だし

秋植え球根の生育タイプ

・秋に植え付け
・冬は土の中で根を伸ばして生長
・春から初夏にかけて開花
・夏は地上部が枯れ、球根の形で休眠

ヨーロッパ原産のものが多く、寒さには強い反面、暑さには弱いものが多いのが特徴です。

寒さに当たらないと花が咲かない性質のものもあります。

球根に栄養分が蓄えられているので植え付け後は芽が出るまで特に手入れをする必要はありません。

代表的な秋植え球根

チューリップ
スイセン
ムスカリ
クロッカス
ヒヤシンス
アネモネ
ラナンキュラス
ハナニラ
フリージア
スノードロップ

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アネモネの育て方
ユリ(百合)の育て方
フリージアの育て方

さいごに

グラジオラスとムスカリの球根

今回は代表的な秋植え球根の種類と植え付ける時期・植え方について調べたことをまとめてみました。

秋になるとホームセンターではチューリップやクロッカスなど秋植え球根がずらりと並ぶようになります。

我が家では、定番のチューリップとスイセンの球根はたくさんあるので、これ以上買う必要はありません。

なのに、違う品種を見つけると買いたくなってしまうのには困ったものです。

そのうえ、今まで育てたことがない種類の球根を見つけると、ついつい買ってしまいます。

植える場所を決めてから買うべきなのですが…。

我ながら困ったものです。

でも、鉢植えにすれば植える場所に悩むことはありませんよね。

鉢植え用の培養土も買い足す必要がありそうです。

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