アルメリアの特徴と育て方【栽培記録】

アルメリアの花

アルメリアは細長い茎の先に赤やピンクの丸い花を咲かせる姿が可愛らしい植物です。

特徴と育て方について調べたことをまとめました。

実際に庭植えで育ててみた感想も書いています。

スポンサーリンク

アルメリアの特徴

アルメリア

ヨーロッパ、北アフリカなどが原産地のイソマツ科の耐寒性多年草です。

葉は常緑で線形、株全体がやや盛り上がった半球状になります。

春になると細長い茎の先にボール状の花を咲かせます。

別名は「ハマカンザシ」。花の形がかんざしのようなところから名付けられました。

花壇の縁取り用として庭植えされることが多く、グランドカバーとしても使われます。

大株になると花数も増えて、とても見栄えがします。

暑さ、寒さ、乾燥に強く丈夫で育てやすいです。

ガーデニング初心者にもおすすめの植物といえるでしょう。

アルメリアの育て方

アルメリアのツボミ

日当たりが良いところで育てましょう。

日当たりが悪いと花数が少なくなり株の広がりが悪くなります。

土質は特に選びませんが、水はけのよい用土に植え付けます。

咲き終わった花は、株元の茎ごと切り取りましょう。

水やり

庭植えでは特に必要ありません。

鉢植えの場合は土が乾いてからたっぷりと与えるようにします。

肥料

春と秋に1000倍に薄めた液体肥料を月に1~2回与えます。

植え替えと株分け

株が大きく育ってきたら、株分けを兼ねて植え替えをしましょう。

株は大きくなればなるほど蒸れやすくなります。

一部が茶色に変色して枯れたり、全体が枯死することもあります。

大株になったら株分けして、しっかりと更新してあげると長持ちします。

適期は、花後または10月頃です。

アルメリア株分け

アルメリア株分け

株の古土を落とし、芽の部分を持ち太い根を引き裂くように3~4株に分けます。

株分け後は、根は切らないで、長すぎる場合は丸めてやや深めに植えましょう。

アルメリアを育ててみた感想・栽培記録

アルメリア咲き始め
育てているところ:東北地方北部

地植えで育ててみた感想です。
・放置状態で手間がかからない
・一年中、緑色の葉が楽しめる
・秋に花が咲くこともある

放置状態で手間がかからない

アルメリアの花
基本的に植えっぱなしで問題ありません。

放っておいても毎年春になると花を咲かせてくれる非常に育てやすい植物です。

大株になって花がたくさん咲くと見ごたえがありますね。

病害虫に悩まされたこともありません。

冬の間、雪に埋もれても大丈夫。防寒対策をしなくても冬越しできます。

ただ、株が大きくなると根が浮き上がってきます。

2~3年に1回を目安に植え替えをしたほうがよいかもしれません。

一年中、緑色の葉が楽しめる

アルメリアの葉
常緑なので夏場や晩秋など花が咲いていない時期でも花壇の縁取りとして活躍してくれます。

秋に花が咲くこともある

秋に開花したアルメリア
2021年、株分けして別の場所に植え付けた株が11月に花を咲かせました。

理由は、秋の日照量かもしれないと思っています。

今まで植え付けていた場所は秋になると午前中しか日が当たりません。

一方、株分けしたほうは夏場の直射日光が当たる場所。

秋になってもほぼ一日中日が当たっていました。

さいごに

アルメリアの花

アルメリアの特徴と育て方、栽培記録を書きました。

長年、育てている植物でマンネリ感があったのですが…。

環境を変えたら新しい発見がありました。植物を育てるのは面白いものですね。

関連記事
春花壇に何を植える?初心者にも育てやすい花を紹介!

タイトルとURLをコピーしました