多肉植物が冬に徒長!日光不足を補う植物育成ライトを選ぶポイントは?

植物専用ライト

多肉植物を室内で冬越しさせると日光不足になってしまうことが多いです。

雪国に住んでいますが冬場は曇りの日が多く多肉が徒長するのが悩みのタネ。

そこで、今回は日光不足を補うのに役立つ植物育成ライトの仕組みとメリットを調べてみました。

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多肉植物が冬に徒長する原因は日光不足

徒長した多肉植物

一部の種類をのぞき、多肉植物は日当たりのよい屋外に置いて育てるのが基本です。

ただし、冬の間は寒さ対策のため室内に取り込んで管理する必要があります。

※冬越し方法についてはこちらの記事に書きました。
↓ ↓ ↓
多肉植物の冬越し方法は?寒冷地の寒さ対策と寒さに強い多肉植物の品種を紹介!

室内の明るさは人間にとって十分でも多肉植物には足りません。

日光を求めてヒョロヒョロと茎が伸びた状態(徒長)になってしまいます。

徒長してしまったら元の姿には戻りません。

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多肉植物が徒長した原因は?切り戻しをして仕立て直しする方法を紹介!

冬は日照量が少ない

【東北地方の冬の天候の特徴】
・日本海側⇒雪の降る日が多く日照時間が少ない
・太平洋側⇒沿岸地域や平野部を中心に晴れが多い

日本全国、冬は日照時間が短いのは共通しているとはいえ…。

私が住んでいるのは東北地方の日本海側。

曇りや雪の日が多く、日照量は不足しがちです。

多肉植物の室内栽培、何ルクスの明るさが必要?

屋外の明るさを調べてみました。

【屋外の照度(明るさ)の目安】
夏の晴天 100,000ルクス
夏の曇り 50,000ルクス

冬の晴天 50,000ルクス
冬の曇り 20,000ルクス

春の晴天 50,000ルクス

では、多肉植物が生育するために必要な明るさはいくらなのでしょうか?

日なたを好む多肉植物に最適な照度

夏の直射日光は避け、春と秋は日当たりのよい場所で管理。

1日3~4時間は日光に当てるようにします。

上記の屋外の明るさをみると生育期には「50,000ルクス」くらいあるとよいのかなと思います。

では、室内の一般的な明るさはどのくらいなのでしょうか。

日本工業規格(JIS)では推奨する照度基準を「JIS照明基準」で定めています。

【住宅環境に適した明るさの目安】
手芸・裁縫 …………… 1,000ルクス 
読書・勉強 …………… 500~750ルクス
食卓・調理台 ………… 300ルクス
居間(団らん・娯楽) … 200ルクス

この数値をみると室内で植物を育てるには明るさが足りないことが分かります。

植物育成ライトが日光不足を補う仕組み

植物育成ライト

植物育成ライトは太陽光の代わりに蛍光灯やLEDなどの人工光を当てて日照不足を補ってくれるものです。

照明に使っている蛍光灯とは何が違うのでしょうか?

まずは、光で植物が育つ仕組みについてみてみましょう。

光合成(こうごうせい)

光合成

光合成とは植物が栄養分(でんぷん)を自分で作ることです。

根から吸い上げた水+空気中の二酸化炭素
 ↓ ↓ ↓
酸素+でんぷん

栄養を作るときに太陽光のエネルギーが必要になります。

人工光は太陽光の代わりになる?

室内照明といえば蛍光灯が定番ですね。

蛍光灯でも植物を育てることはできます。

しかし、日当たりを好む植物だと明るさ(照度)が足りずに徒長したり生育が悪くなる可能性が高いです。

※光で照らされた場所の明るさは「照度」といいます。単位はルクス(lx)。数値が大きくなるほど明るくなります。

人工光にLEDが選ばれる理由

LEDとは発光ダイオード(Light Emitting Diode)と呼ばれる半導体素子のことをさします。

白熱電球や蛍光灯に比べて消費電力が少なく寿命が長いのが特徴。

そのため、植物育成ライトはLEDが使われることが多いようです。

◆メリット
・寿命が長い
・白熱電球や蛍光灯より電気代が安い
・発熱量が少ない(熱くならない)ので葉や花を傷めない
・特定の波長の光を選んで出しやすい

◆デメリット
・照射範囲が狭い
・LED本体の値段が高い

※LEDは寿命が長いので本体の値段が高くても長期的に見るとお得です。

植物の成長に光の色は影響する?

可視光線

太陽の光は「可視光線」「紫外線」「赤外線」が一緒になった状態で地上に降り注いでいます。

・可視光線:人の目に見える波長
・紫外線:可視光線より短い波長
・赤外線:可視光線より長い波長

可視光線には色がないように見えますが、これはいろいろな波長(色)が混ざっているから。

波長を分離すると人間の目には7色(紫・藍・青・緑・黄・橙・赤)に見えます。

植物が光合成をするために必要なのは可視光線の赤色と青色の光だけです。

赤色は光合成をうながし、青色は葉や実を大きくすることが研究によりわかってきました。

太陽光が当たらない場所でも赤色や青色の人工光を当てることで植物が元気に成長できると考えられています。

家庭で多肉植物に使うLEDライトの選び方

LEDライトは必ずしも植物専用を使う必要はないといわれています。

自宅にLEDの電気スタンドがあるなら、ためしに使ってみてはいかがでしょうか。

鉢植えの数が少なければ問題なく育つ可能性は高いようです。

ただ、これから購入するという場合は、植物専用のLEDライトを選んだほうがよいかもしれません。

◆光の色
育成を重視するなら赤色と青色の光が出るタイプ。

育成と観賞を重視したいなら太陽光に似た自然な光が出るタイプ。

◆明るさ(照度)とサイズ
必要な明るさは植物の種類によって違います。

LEDライトの高さなどの設置条件が異なれば使っている物は一緒でも植物に当たる明るさは違ってきます。

光を当てたい鉢植えの数、光の色などを確認してから購入しましょう。

さいごに

今回は、日光不足を補うのに役立つ植物育成ライトの仕組みとメリットをまとめてみました。

冬越しといえば、いかに寒さから多肉植物を守るかということにばかり気をとられていました。

でも、日光不足も大きな問題ですよね。

ヒョロヒョロと伸びた弱々しい株になってしまうのは困ります。

そこで、冬に多肉植物が徒長するのを防ぐために植物育成ライトを試してみたいと考えています。

ただ、LEDライトを使っても必要な明るさになっているのか分からないですよね。

簡単に明るさを測ることができる照度計があると便利そうです。

数値にすることでLEDライトの設置場所など調整できて、より有効に活用できると思います。

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