【植物育成ライトの選び方】冬の日照不足による徒長を予防する方法!

植物専用ライト

多肉植物を室内で冬越しさせるとヒョロヒョロと徒長するのが悩みのタネ。

雪国に住んでいますが冬は曇りの日が多いので日光不足が気になりますね。

日光不足を補うのに役立つLED植物育成ライトの仕組みと選び方について調べたことをまとめました。

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植物育成ライトの仕組みと選び方

植物育成ライト

植物育成ライトとは太陽の光の代わりに蛍光灯やLEDなどの人工の光を当てて日照不足を補ってくれるものです。

照明に使っている蛍光灯とは何が違うのでしょうか?

まずは、光で植物が育つ仕組みについてみてみましょう。

光合成(こうごうせい)

光合成

光合成とは植物が自分で栄養分(でんぷん)を作ることです。

根から吸い上げた水+空気中の二酸化炭素
 ↓ ↓
酸素+でんぷん

栄養を作るときに太陽光のエネルギーが必要になります。

太陽光の代わりになる人工光

室内照明といえば蛍光灯が定番。蛍光灯でも植物を育てることはできます。

しかし、日当たりを好む植物の場合、明るさ(照度)が足りないことが多いです。

その結果、徒長したり生育が悪くなる可能性が高くなってしまいます。

※光で照らされた場所の明るさは「照度」といいます。単位はルクス(lx)。数値が大きくなるほど明るくなります。

人工光にLEDが選ばれる理由

一般に、植物育成ライトはLEDが使われることが多いです。

※LEDとは発光ダイオード(Light Emitting Diode)と呼ばれる半導体素子のこと。

白熱電球や蛍光灯に比べて消費電力が少なく寿命が長いのが特徴です。

【メリット】
・寿命が長い
・白熱電球や蛍光灯より電気代が安い
・発熱量が少ない(熱くならない)ので葉や花を傷めない
・特定の波長の光を選んで出しやすい
【デメリット】
・照射範囲が狭い
・LED本体の値段が高い

※値段が高いですが寿命が長いので長期的に見るとお得です。

青色と赤色のLEDライトがある理由

可視光線

太陽の光は「可視光線」「紫外線」「赤外線」が一緒になった状態で地上に降り注いでいます。

・可視光線:人の目に見える波長
・紫外線:可視光線より短い波長
・赤外線:可視光線より長い波長

可視光線には色がないように見えますが、これはいろいろな波長(色)が混ざっているから。

波長を分離すると人間の目には7色(紫・藍・青・緑・黄・橙・赤)に見えます。

植物が光合成をするために必要なのは可視光線の赤色と青色の光だけ。

赤色は光合成をうながし、青色は葉や実を大きくすることが研究によりわかってきました。

太陽光が当たらない場所でも赤色や青色の光を当てることで植物が元気に成長できると考えられています。

育成を重視するなら赤色と青色の光が出るタイプを選ぶのがおすすめ。

植物の姿を楽しみたいのであれば太陽光に似た自然な光が出るタイプを選ぶとよいでしょう。

多肉植物が冬に徒長する原因は日光不足

徒長した多肉植物

一部の種類をのぞき、多肉植物は日当たりのよい屋外に置いて育てるのが基本です。

ただし、冬の間は寒さ対策のため室内に取り込んで管理する必要があります。

※冬越し方法についてはこちらの記事に書きました。
↓ ↓ ↓
多肉植物の冬越し方法は?寒冷地の寒さ対策と寒さに強い多肉植物の品種を紹介!

室内の明るさは人間にとって十分でも多肉植物には足りません。

日光を求めてヒョロヒョロと茎が伸びた状態(徒長)になってしまいます。

徒長してしまったら元の姿には戻りません。

関連記事
多肉植物が徒長した原因は?切り戻しをして仕立て直しする方法を紹介!

冬は日照量が少ない

【東北地方の冬の天候の特徴】
・日本海側⇒雪の降る日が多く日照時間が少ない
・太平洋側⇒沿岸地域や平野部を中心に晴れが多い

日本全国、冬は日照時間が短いのは共通しているとはいえ…。

私が住んでいるのは東北地方の日本海側。

曇りや雪の日が多く、日照量は不足しがちです。

最適な明るさ(ルクス)で植物を元気に育てよう

今回は、日光不足を補うのに役立つ植物育成ライトについて調べたことをまとめました。

冬越しといえば寒さから多肉植物を守ることにばかり気をとられていました。

でも、日光不足も大きな問題ですよね。

ヒョロヒョロと伸びた弱々しい株になってしまうのは困ります。

冬に徒長するのを防ぐために植物育成ライトを購入を検討しています。

ただ、LEDライトを使っても必要な明るさかどうか分からないですよね。

屋外の明るさを調べてみると以下のとおりとなりました。

【屋外の照度(明るさ)の目安】
夏の晴天 100,000ルクス
夏の曇り 50,000ルクス

冬の晴天 50,000ルクス
冬の曇り 20,000ルクス

春の晴天 50,000ルクス

では、多肉植物が生育するために必要な明るさはいくらなのでしょうか?

日なたを好む多肉植物に最適な照度

夏の直射日光は避け、春と秋は日当たりのよい場所で管理。

1日3~4時間は日光に当てるようにします。

上記の屋外の明るさをみると生育期には「50,000ルクス」くらいあるとよいのかなと思います。

室内の一般的な明るさは日本工業規格(JIS)が推奨する照度基準を「JIS照明基準」で定めています。

【住宅環境に適した明るさの目安】
手芸・裁縫 …………… 1,000ルクス 
読書・勉強 …………… 500~750ルクス
食卓・調理台 ………… 300ルクス
居間(団らん・娯楽) … 200ルクス

この数値をみると室内で植物を育てるには明るさが足りないことが分かります。

簡単に明るさを測るには照度計があると便利です。

数値にすることでLEDライトの設置場所が調整できて、より有効に活用できると思います。

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