ジャックマニー系クレマチスは古くから栽培されている系統で初心者にもオススメの系統です。
今回はクレマチス ジャックマニー系の特徴と品種、剪定など育て方のポイントを紹介します。
クレマチス ジャックマニー系の特徴と品種
花の大きさは、8～12cm（中～大輪）。
花色は、白、ピンク、紫系濃淡、赤系などがあります。
枝の先端だけでなく、その下の節々にも咲かせます。
株が充実すると壁面やフェンスを埋め尽くすほど咲き誇ります。
【特徴】
・花期：5～10月
・開花性質：四季咲
・咲き方：新旧両枝咲き
・剪定：強剪定
※新旧両枝咲きは前年のツルと今年のツルの両方から花芽をつけるタイプです。
品種
◆ロマンチカ
イギリスのクレマチス協会から勲章を受賞した品種。
春や秋など昼夜の温度差が激しい時期は花色が濃く、ほぼ黒に近くなります。
◆ピンクファンタジー
花径12cm程の大輪です。
花期になると株が花で覆われてとても見栄えがします。
◆雪小町
花色は白地に淡い紫の覆輪が入ります。
枝の伸びがよく側枝にもたくさんの花をつける多花性。
クレマチス ジャックマニー系の育て方
植え付け適期は、冬場の休眠期です。
ただ、それ以外の季節でも真夏以外なら植え付け可能です。
クレマチスの根は直根性で移植を嫌います。
地植えにする場合、何度も植え替えはできないので、植え場所はよく考えてから決めましょう。
日当たりと風通しがよい場所で育てます。
暑さは苦手なので、株元は西日などが避けられるやや半日陰が適しています。
水はけのよい場所や用土を好みます。
地植えする場合は、軽石などを混ぜ込み、土壌の水はけを調整するとよいでしょう。
水やりは、鉢土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
地植えの場合は、基本的に水やりをしなくても大丈夫です。
クレマチス ジャックマニー系の剪定時期と方法
春に、ひととおり花が咲き終わったら地面から2～3節を残して剪定します。
節の真ん中あたりを切るのがポイント。
節で切ってしまうと枝が枯れ込み芽も枯れてしまう可能性があるので注意しましょう。
しばらくすると、再び新しいツルが伸びてきて花を咲かせます。
冬になったら充実した芽を2～3節残して株元までバッサリと切る強剪定を行います。
クレマチス ジャックマニー系まとめ
・花期：5～10月
・開花性質：四季咲
・咲き方：新旧両枝咲き
・剪定：強剪定
ジャックマニー系は初めてクレマチスを育てる人にもオススメの系統です。
実際に育てている人にきくと、どの品種も育てやすく花数も多いのでとても楽しいという話でした。
どのクレマチスを選ぶか迷ったららジャックマニー系から始めるのもよいかもしれませんね。
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