オールドローズは丈夫で手がかからないのでバラ初心者にもオススメといわれています。
今回はオールドローズの特徴と鉢植えで育てることができる品種を調べてみました。
オールドローズの特徴
そもそも、オールドローズって何?と思ってしまいますよね。
「オールド」というからには昔から育てられてきたバラ、原種のことなのでしょうか。
調べてみるとバラは次の3つに分類することができるのだとか。
「ワイルドローズ」
「オールドローズ」
「モダンローズ」
ワイルドローズとは原種、つまり、たくさんある品種の親となったバラのことです。
そして、オールドに対してモダンとなるわけですが、その区切りとなるのが1867年。
この年に最初のモダンローズである「ラ・フランス」という画期的な品種が登場しました。
「ラ・フランス」以前の品種をオールドローズ、それ以降の品種をモダンローズと呼ぶようになったそうです。
・香りが強い品種が多い
・春だけ花が咲く一季咲き品種が多い
・花びらの多い八重のカップ咲きが多い
・樹形はツル性、もしくは半ツル性
・強健で育てやすい
アルバ、ブルボン、ケンティフォリア、チャイナ、ダマスクなど様々な系統があります。
街で見かけることも多い「モッコウバラ」もオールドローズのひとつです。
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ラ・フランスについて
ラ・フランスの何がすごいのかというと四季咲き性をもつということ。
それまでのバラ(オールドローズ)は春にしか花が咲かない一季咲き。
それが一年に何度も楽しめるようになったというのは画期的なことですよね。
鉢植えで育てられるオールドローズの品種は?
オールドローズの樹形はツル性、もしくは半ツル性です。
樹形についてよく分からなかったので以下にまとめてみました。
バラの樹形と用途
・ツル性:樹高が高くなりやすい
⇒アーチやフェンス、壁面に
・シュラブ系:ブッシュ状に生長
⇒低めのフェンスやオベリスクに
・木立ち横張り性
⇒花壇やボーダーに
・木立ち直立性:コンパクトな樹形
⇒花壇や鉢植えに
ということは、オールドローズはアーチなどに絡めて育てる必要があります。
我が家では、アーチで育てるのは無理そうです。
そこで鉢植えでも育てられる品種はあるのか?楽天市場で探してみました。
サフラノ:病害虫に強く強健、四季咲き
シャポードナポレオン:強香、一季咲き
コンテ・ドゥ・シャンポール:強香、ダマスク系、四季咲き
フンショウロウ:強香、ダマスク系、四季咲き
シャルル・ドゥ・ミル:強香、ガリカ系、一季咲き
オールドローズまとめ
一般にお店で販売されているのは、ほとんどがモダンローズだそうです。
オールドローズってどんな花なのかなぁと思っていました。
お馴染みのモッコウバラがオールドローズだと知って急に親しみを感じるようになりました。
春にしか花が咲かないのは、ちょっと残念。
でも、香りの強いバラを育ててみたいと思ったら、オールドローズの品種から選んでみるのもよいかもしれません。
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