バラに興味がある人なら、一度はイングリッシュローズという名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。
この記事では、イングリッシュローズの特徴や品種、育て方について紹介します。
イングリッシュローズとは
イギリスの育種家デヴィット・オースチン氏が創り出した新しい系統のバラのことです。
オールドローズとモダンローズを交配して作り出されました。
・オールドローズの優しい花形や香り
・モダンローズの四季咲き性と耐病性
両方の長所を持ち合わせているのが特徴です。
初心者にも育てやすいバラといわれています。
花の特徴など詳しいことを知りたい方はデビットオースチン氏の著作をご覧になってみてはいかがでしょうか。
オールドローズ・モダンローズについての記事はこちら
⇒ バラ初心者向けの品種はどれ?栽培しやすい薔薇の選び方!
イングリッシュローズの育て方
鉢植えの場合は、たくさんの肥料を必要とするので1鉢1株に。
地植えの場合は近くに他の草木がない所を選びます。
水やりは、夏は土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
冬の間は土が乾燥しない限り水やりは不要です。
元肥として12月中旬~1月中旬に1回、3月中旬~4月中旬、5月中旬~6月中旬、8月中旬~9月中旬にバラ用の肥料を与えます。
花が終わったら、花がらはできるだけ早く切り戻します。
5枚葉を2~3枚つけた状態で切ります。
剪定は、最初の1年間は不要です。
その後は毎年、それぞれの樹形に合わせた剪定の方法で形を整えます。
刈り込みが小さいほど花が美しくなり、大きいほど花が大きくなります。
イングリッシュローズまとめ
イングリッシュローズは、オールドローズとモダンローズのいいとこ取りしたバラなんですね。
初心者にも育てやすいそうですから、初めてのバラ苗はイングリッシュローズを選ぶのもいいかもしれません。
全国各地にローズガーデンがあるそうですからバラの季節になったら訪れてみたいものですね。
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