マリーゴールドは、丈夫で育てやすく暑さにも強いので初心者にもおすすめの植物ですね。
春に苗を植え付けた頃は花をたくさん咲かせていたのに、だんだん花数が少なくなり、ツボミもつけなくなってしまうことがあります。
マリーゴールドの花が咲かなくなってしまう原因にはどんなことが考えられるのでしょうか。
対策についても調べてみました。
マリーゴールドの花が咲かない原因
花が咲かない主な原因には次のようなことがあります。
日光不足
日当たりがよくないと、花つきが悪くなります。
日当たりがよい場所でも、苗を密集して植えているとそれぞれの株に十分に日光が当たらず日照不足に繋がります。
風通しが悪い
葉が茂りすぎると、風通しが悪くなり蒸れてしまいます。
すると生育が弱まり枝が伸びてきません。結果、花が咲かなくなってしまいます。
肥料の与えすぎ
肥料が多すぎると葉が茂るばかりで花が咲きません。
また、窒素分が多い肥料を与えた場合も葉が茂るばかりで花が咲きません。
暑さで生育が衰える
夏場、暑すぎると生育が衰えて、花が咲かなくなります。
マリーゴールドの花を咲かせる対策
庭植え、鉢植え、いつから花が咲かなくなったのかなどをチェックして対策をしてみましょう。
・鉢植え、プランターなら日当たりのよい場所に移動する
・葉が茂りすぎているなら、風通しを良くするために茎を間引く
・リン酸、カリ分の多い液体肥料や化成肥料を追肥する
※マリーゴールドは、長期間花を咲かせるため、1週間に1回を目安に液体肥料を与えましょう。ただし、真夏は生育が鈍くなるので肥料は止めます。
さいごに
マリーゴールドはいつでも花を咲かせているイメージがありますね。
苗を受け付けると、どんどん花が咲きますが、株全体の花がひととおり咲き終わると、花数が少なくなるときがあります。
そんな時は、全体を3分の1ほど切り戻しするといいですよ。
脇芽が出て、次のツボミが育ち、再び、花がたくさん咲くようになります。
育て方のポイントを抑えて秋まで花を楽しみたいですね。