コトネアスター(ベニシタン)の育て方!挿し木の時期と方法は?

ベニシタン

コトネアスター(ベニシタン)は秋に赤い実をつける低木で盆栽や庭木として楽しむことができます。

挿し木の時期・方法などコトネアスター(ベニシタン)の育て方のポイントと栽培記録を紹介します。

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コトネアスター(ベニシタン)の特徴

バラ科・コトネアスター属(シャリントウ属)の低木です。

コトネアスター属の樹木は種類がたいへん多いです。

一般に日本ではコトネアスターというと「ベニシタン(紅紫檀)」を指すことが多く、最も親しまれています。

ベニシタンの品種名はコトネアスター・ホリゾンタリス。

別名、シャリントウ(車輪燈)とも呼ばれます。

夏に咲く花は小さくて目立ちませんが、秋には赤い実をつけ冬中楽しめます。

耐寒性があり、-25℃前後の寒さまで耐えます。

あまり上の方に伸びることはなく、どちらかというと水平に地面を這うように成長していきます。

庭木や盆栽などに利用されますがグランドカバーとして植えるのもよいと思います。

ベニシタン

石垣の上から下に垂らすようにするのも見応えがあります。

とても丈夫なので初心者でも育てやすい木です。

コトネアスター(ベニシタン)の育て方

基本的には日光を好みますが半日陰でも大丈夫です。

水はけのよいところに植えつけましょう。

水やり

地植えの場合、必要ありません。

鉢植えでは、土が乾いたらたっぷりと与えます。

肥料

開花前の3月頃~6月と9月~10月の間に月1回、固形肥料を与えます。

植え替え

適期は春と秋です。

根詰まりしやすいので1~2年に1回を目安に植え替えします。

剪定時期

適期は休眠期の2月中旬~3月中旬です。

春から秋にかけて枝がどんどん伸びます。

込み合っている枝を間引くようにして剪定します。

剪定には強いので、どこで切っても大丈夫です。

ただ、切りすぎると実つきが少なくなることがあります。

開花結実後は実のついてない枝先だけを剪定してください。

全体の樹形を整える剪定は秋か芽出し前の3月頃に行います。

コトネアスター(ベニシタン)の挿し木の時期と方法

挿し木で増やすことができます。

適期は、6月と10月。

新しく伸びた枝を10㎝程に切り、赤玉土に挿します。

比較的、発根しやすいので挿し木は容易に行えます。

コトネアスター(ベニシタン)の栽培記録

挿し木したベニシタン

地植えで育てています。

寒さに強いので青森県の冬でも防寒対策をする必要がありません。

雪に埋もれてしまっても冬越しできます。

残念なのは、赤い実がついて一番の見ごろに雪に覆われてしまうことですね。

鉢植えにすれば、冬の間、気温の低い玄関に置いても楽しめそうです。

試しに挿し木してみたところ無事に根付きツボミがつき始めました。
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ベニシタンのつぼみ

開花が楽しみです。

市販のミニ盆栽みたいに仕立てられたらいいですね。

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