ツツジの花を来年も咲かせるには剪定時期がポイントです。
大きくなりすぎたツツジを小さくするにも剪定作業が欠かせません。
来年も花を咲かせるための剪定時期と方法、ツツジを剪定して小さくするコツについて調べたことをまとめました。
ツツジの剪定時期と方法
適期は花が終わってから1ヶ月くらいの間。
できれば1~2週間以内に終わらせてしまうのがよいです。
理由は、翌年花となる芽(花芽)を切り落とさないため。
ツツジは花が終わりかけのころに新芽が出て、夏ごろに伸びた新芽の先に花芽をつけます。
剪定時期が遅すぎると花芽を切り落とす可能性が高くなります。
そうなると、翌年の花はほとんど期待できません。
翌年の花を楽しむためには剪定は早めの時期におこなう必要があります。
剪定は一回り小さくなるように切るのがコツです。
まず、全体をザックリと切っていきましょう。
ひととおり切り終わったら、次に内側の枝を取り除いていきます。
枯れ枝や絡みあった枝は根元から切り取りましょう。
不要な枝を切り落とすことで風通しがよくなり病害虫の予防にもなります。
最後に樹形を整えて完了です。
ツツジを小さくする強剪定
ツツジの植え込みは放っておくと、どんどん大きくなってしまいます。
大きくなりすぎたツツジを小さくするには強めの刈り込み剪定をする必要があります。
適期は、一般の剪定と同じ花後すぐ。
前年度の位置まで刈り込みましょう。
我が家では、10cmくらいを目安にしています。
はじめて刈り込み剪定をした時は、切りすぎることにためらいがあって手加減しがちでした。
5cmくらいだったでしょうか。
しかし、それでは大きさを維持することはできません。
翌年、一回り大きくなってしまいました。
花後すぐであればバッサリ切っても大丈夫。
しばらくするときれいに生えそろいました。
ただし、樹勢が弱い品種の場合は、数年かけ少しずつ小さくしたほうが無難かもしれません。
さいごに
我が家には地植えのツツジがたくさんあるので、毎年、春は大忙し。
剪定するのが遅くなって花芽を切ってしまったことが何度もありました。
そんな訳で、剪定時期と方法について調べたことを書いてみました。
忘れがちなのが剪定が終わった後の掃除です。
剪定よりも後片付けや掃除のほうに時間をとられることも多いです。
落ち葉なども取り除きながら刈りカスや内側にあって刈り込めなかった花がらも取り除かないといけません。
枯葉や刈りカスを放置すると病害虫が発生しやすくなるそうです。
時間に余裕をもって作業をしたいですね。
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