ニホンサクラソウ(日本桜草)の特徴と育て方【栽培記録】

日本桜草

ニホンサクラソウ(日本桜草)は春に桜に似た可愛い花を咲かせる植物です。

花後の手入れなど育て方のポイント、栽培記録をまとめました。

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ニホンサクラソウの特徴

日本桜草

ニホンサクラソウは日本・中国・シベリア原産、サクラソウ科の耐寒性多年草。

草丈:20~40cm
開花期:4~5月
花色:淡紅・紅・紫・白・絞り

日本に自生しているだけあって病害虫の心配もなく丈夫で育てやすい植物です。

【生育サイクル】
・春に芽を出し花を咲かせる
・夏は葉が茂る
・秋に地上部は枯れる
・冬は休眠

ニホンサクラソウの育て方

花後のニホンサクラソウ

日当たり~半日陰の場所で育てます。

夏場の直射日光と西日が当たる場所は避けてください。

開花中は、雨や直射日光を避けて軒下などに置くようにすれば花が長く楽しめます。

寒さには強いので植え付け直後を除き防寒対策は特に必要ありません。

植え付け・植え替え

地植えの場合、腐葉土や堆肥などを少し混ぜるとよいでしょう。

鉢植えの場合、用土は小粒の赤玉土6:腐葉土4程度の割合で混ぜたものを使います。

しかし、他の草花が育つ用土であれば、ほとんどのものが使えます。

ポットの土を崩さないよう、そのまま植え付けます。

植え替えの適期は11~12月上旬頃か1月下旬~2月頃。

地植えは3~4年に1回が目安。

鉢植えは毎年行います。

水やり

地植えの場合、水やりは特に必要ありません。

鉢植えの場合は、土の表面が乾いてきたらたっぷりと与えます。

葉が枯れている休眠期は生育期ほど水を必要としません。

しかし、完全に乾燥すると芽が枯れてしまうので鉢の土の表面が乾いたら水やりします。

秋から冬の間は、土の表面が乾き始めてきてから2~3日以内に水やりする程度でもよいです。

肥料

地植えでは、特に必要ありません。

鉢植えは花が咲き終わってから葉が枯れてくるまでの間、1~2週間ぐらいに1回液肥を施します。

花後の手入れ

花後のサクラソウ
花が終わったら花茎を切り取ります。

鉢植えは明るい日陰へ移動させましょう。

花後のサクラソウ
花後のサクラソウ
株元の根が出ていたら土で埋め(増し土)、新芽と根を保護します。

そのままにしておくと芽が弱ったり枯れてしまうことがあります。

ニホンサクラソウの栽培記録

サクラソウの芽吹き
※4月上旬

サクラソウの芽吹き
※4月中旬

サクラソウの芽吹き
サクラソウのツボミ
※4月下旬

サクラソウのツボミ
※5月上旬

サクラソウの花
※5月中旬

サクラソウ咲き終わり
サクラソウ咲き終わり
※5月下旬

花後のサクラソウ
※6月中旬

花後のサクラソウ
※7月中旬

花後のサクラソウ
※8月中旬

さいごに

ニホンサクラソウの葉

ニホンサクラソウ(日本桜草)の育て方と栽培記録を書きました。

今回、育て方について調べたところ、増し土が必要だということをはじめて知りました。

実は、何年も植え替えをしたことがありません。

根が土の表面に出てきたのをそのままにしておいても毎年花が咲くのでほったらかしにしていました。

ずいぶんと乱暴な育て方をしていたものですね。

※西洋サクラソウの別名を持つプリムラについて
↓ ↓ ↓
プリムラの育て方

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