サンスベリアの特徴と育て方!伸びすぎた葉が倒れてきた時の対処方法は?

サンスベリア

サンスベリア(サンセベリア)は剣のような形と虎の尾(トラノオ)のような模様が特徴。

手入れが簡単で育てやすいことからインテリアグリーンとして人気があります。

特徴と育て方、伸びすぎた葉が倒れてきた時の対処方法、花を咲かせるコツについて調べたことをまとめました。

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サンスベリアの特徴と種類

サンスベリア

サンスベリアはリュウゼツラン科の常緑性多年草。

熱帯・亜熱帯アフリカや南アジアが原産地です。

剣状の肉厚の葉には、虎のしっぽみたいな黄色い外斑があります。

見た目が虎のしっぽみたいなのでトラノオ(虎の尾)とも呼ばれます。

日本では古くから育てられているお馴染みの観葉植物です。

代表的な品種はローレンティー。その他、ゼラニカ・スタッキー・ミカド・パテンスなどがあります。

サンスベリアの育て方

サンスベリア

置き場所は、日当りの良い明るい場所が適しています。

生育期の5~9月はできるだけ暑い場所に置くと良く育ちます。

耐陰性は強いですが、光線不足になると葉が間伸びし直立が困難になります。

ただし、真夏の間は日光が強すぎて、軽い葉焼けを起こして葉色が悪くなる事もあります。

屋外なら木陰などの半日陰に、室内ならレースのカーテン越しに置くとよいでしょう。

水やり

乾燥地の植物なので水やりは多肉植物の管理方法に近く、鉢土が乾いてから与えてください。

5~9月は鉢土の表面が乾いたらたっぷり与えます。

乾燥地の植物なので過湿にすると葉が腐ったり根腐れをおこす可能性が高くなります。

「乾いてから与える」のがポイント。

最低気温が10℃以下になったら断水しましょう。

肥料

生育期の5~9月には、月1回程度、緩効性化成肥料を与えます。

植え替え

根の成長が旺盛で根詰まりしやすいです。

1~2年に1回を目安に植え替えましょう。

株に対して大きすぎる鉢は生育が遅くなり、過湿になるので避けましょう。

増やし方

サンスベリアの新芽
挿し木(葉挿し)や株分けで増やします。適期は5~7月頃。

用土は水はけのよい土を好みます。

観葉植物用の培養土を使うと簡単です。

冬越し

耐寒温度は10℃以上、生育適温は15~30℃。

熱帯の植物なので寒さにはやや弱いです。

冬場は温かい場所で管理します。

サンスベリアの葉が伸びすぎた時の対処法

サンスベリアの鉢植え

長く育てていると、葉が伸びすぎて倒れてくることがあります。

考えられる原因は日照不足。

室内で育てていると日光の量が不足することが多いので葉は細く育って倒れやすくなってしまいます。

夏の間はベランダの軒下などで育てると、しっかりとした葉に育ちます。

倒れてしまった葉は、切り取って葉挿しするという方法もあります。

葉を切って、土に挿しておくと子株ができます。

サンスベリアの花を咲かせるコツは?

サンスベリアの花

株が大きく育ち、1mほどの高さまで成長すると花が咲く可能性が高くなります。

古株や大株は、比較的背が低い状態でも花が咲きやすいようです。

開花時期は8~10月。

葉と葉の間から花芽が付いた茎が伸び小さな白い花を咲かせます。

ひとつの花の寿命は短く、夜に花を咲かせて朝にはしぼんでしまいます。

ただ、ツボミがたくさんつくので数日間は楽しめます。

開花期間中は、良い香りも楽しめます。

そのままにしておくと、橙色の丸い実をつけるそうですが株が弱るかもしれません。

咲き終わったら花茎の元から切り取ったほうがよいでしょう。

さいごに

サンスベリア

サンスベリアは育ててみたい植物のひとつ。

しかし、寒冷地に住んでいるので無事に冬越しできるのかが気掛かりです。

そこで、特徴と育て方などについて調べてみたというわけです。

特徴的な葉を楽しむ植物というイメージでしたが花も楽しめるとは意外。

花の香りも楽しんでみたいです。

育てるとなれば家庭用のビニール温室が必要かもしれません。

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