モンステラの葉が割れない原因と対処方法【日常の手入れ・管理】

モンステラの葉

モンステラは葉の切れ込みが特徴的な観葉植物です。

葉が割れない原因と対処方法、日常の手入れ・管理について調べたことをまとめました。

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モンステラの特徴

モンステラの鉢植え

モンステラは、熱帯アメリカ原産、サトイモ科の常緑性多年草。

つる性または半つる性で、原産地では他の樹木に巻きついて成長します。

茎から気根(きこん)と呼ばれる根を出すのも特徴のひとつ。

気根は、空気中の水分などを吸収したり体を支える働きをします。

樹液には毒性のあるシュウ酸カルシウムという成分が含まれています。

皮膚や粘膜に付くとかぶれることがあります.切り戻しや剪定をするときは注意しましょう。

小さい子供やペットがいる家庭ではハンギングにするなど手の届かない場所に飾るようにしてください。

モンステラの葉が割れない原因と対処法

モンステラの葉が割れない

主な原因として考えられるのは日光不足です。

日光不足

日陰でも育ちますが、基本的には明るい場所を好む植物です。

暗い場所に長く置くと、モンステラ特有の深い切れ込みが少なくなります。

室内では明るい場所に置いて育てましょう。

葉が若い

幼葉には切れ込みがありません。

成長するにつれて葉に切れ込みが入るようになります。そのまま様子をみましょう。

モンステラの日常の手入れ・管理

モンステラは半日陰

光が少なくても枯れにくい性質ですが、適度な光は必要です。

春から秋までは日光の入る窓辺から少し離れた明るい場所に置くとよいでしょう。

直射日光が当たると葉が黄緑色や茶色に変色する葉焼けを起こす可能性があります。

夏場は、特に日差しが強いのでレースのカーテン越しの光が当たる場所で管理します。

水やり

モンステラに葉水
土の表面が乾いてきたらたっぷりと与えます。

さらに、週に数回、葉水(霧吹きで葉に水分を与えること)を行うとよいでしょう。

ホコリを落とすと同時にハダニやカイガラムシの予防にもつながります。

肥料

緩効性化成肥料を生育期の5~9月に与えます。2ヶ月に1回程度が目安です。

それ以外の時期に肥料は必要ありません。

植え替え

鉢底から根が出ていたら根が鉢中にいっぱいになっている根詰まりの状態です。

2~3年に1回を目安に植え替えしましょう。

伸びすぎてしまった気根は切っても大丈夫です。

剪定

適期は6~7月。

伸びすぎて倒れてしまったり、風通しが悪くなって病害虫が発生するのを防ぐために行います。

傷んだり茂りすぎたりした葉を付け根から切り取りましょう。

剪定するときは樹液が付かないように手袋をすると安心です。

冬越し

モンステラ
もともと熱帯地域の植物なので寒さに弱いです。

5℃以下では枯れる恐れがあります。10℃以上をキープできる屋内で管理しましょう。

・暖房の風が直接当たると乾燥しすぎて枯れることがある
・夜の窓辺は屋外と変わらないくらいに冷え込む
という理由から、
暖房の風が当たらず、窓から離れた暖かい場所に置くとよいでしょう。

水やりは回数を減らし乾燥気味に管理します。

乾燥が気になる場合は葉水の回数を増やしましょう。

さいごに

ヒメモンステラ

モンステラの葉が割れない原因と対処方法、冬越しなど日常の手入れについて書きました。

南国風の雰囲気が魅力、人気の観葉植物ですね。

ただ、熱帯地方のジャングルの植物なので寒冷地での冬越しは大丈夫かな?と個人的には心配なところがあります。

飼い猫がいるので飾るとしたらハンギングということになりそうです。

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