ギボウシは鉢植えでも地植えでも育てられる植物です。
ただ、
・大型種は地植えが向いている
・小型種は盆栽仕立てなど鉢植えが向いている
など品種(大きさ)により、向き不向きはあるようです。
もちろん、大型種を鉢植えにすることも可能です。
今回は、鉢植えで育てる場合の管理ポイントと鉢植えで育てるメリット・デメリットを紹介します。
ギボウシを鉢植えで育てるメリット・デメリット
【鉢植えのメリット】
・ベランダや室内でも植物を育てて楽しめる
・日当たりの良いところに移動させたり真夏の直射日光を避けることができる
・小さなスペースで手軽に楽しめる
・剪定や仕立て、害虫予防が容易にできる
【鉢植えのデメリット】
・水やりの手間がかかる
・植え替えなど季節ごとにこまめな管理が必要
ギボウシの鉢植え管理のコツ
乾燥しすぎると葉が傷むので、水やりを忘れないように育てます。
地植えの場合、植え替えは4~5年に1回を目安に行います。
しかし、鉢植えの場合は2年に1回を目安にしましょう。
地植えより植え替えの期間が短いのは、鉢の中が根でいっぱいになり根詰まりを起こしやすいことが理由です。
根詰まりすると生育不良になってしまいます。
鉢から抜いた株は土を半分くらい落として一回り大きな鉢に植え替えます。
この時に、傷んだ根があれば取り除いておきましょう。
ギボウシは、一回りずつ大きな鉢に植え替えていくことで根が密に張り丈夫な株に育てることができます。
大きく育つからといって、いきなり大きな鉢に植え付けるのは避けましょう。
ギボウシ栽培記録2013年8月
ギボウシの株が大きくなったので、春に庭から掘り上げて2つに株分けしました。
ひとつは鉢植え、もうひとつは庭植えにして育ててみることに。
庭植えにしていると、ツボミの段階で虫がつくことが多く、きれいに花が咲くことはほとんどありません。
葉を観賞するのがメインなので咲いている途中で花茎を切ってしまうこともあります。
ですから、虫がつかないキレイな花を咲き終わるまで楽しめたのは、ギボウシを育てるようになってから初めてのことかもしれません。
とても嬉しかったです。
こんなに素敵な花が咲くのに、今まで見逃していたなんてもったいないことをしていたものですね。
鉢植えで育てたのがよかったのでしょうか?
日中は屋外に出しておき、夕方になると家の中に取り込んでいます。
害虫がつきにくい環境だったのかもしれません。
栽培記録
ギボウシの栽培記録【2009年5月 株分け】
ギボウシの栽培記録【2013年6月 ブルー系と黄色系のギボウシ購入】
ギボウシ栽培記録(ブルー系・黄色系・斑入り)【2014年5月上旬】
ギボウシにつく害虫の種類と対策【2014年5月下旬の栽培記録】
ギボウシの黄色葉の品種と特徴、栽培記録【2015年】
鉢植えがメインのガーデニング
広い庭があるのに地植えの植物を少な目にして大きめのコンテナや鉢植えを中心にガーデニングをする人もいるそうです。
季節によってコンテナの置き場所を変えたりして楽しんでいるとか。
「庭土の質が悪くて植物の育ちが悪い」
「忙しくて植物の世話をする時間が少ない」
ことが理由だそうです。
ある程度の広さの庭があるけれど、管理しきれず雑草だらけの見苦しい庭にするよりは、いいかもしれません。
私も鉢植えをメインにした庭づくりをしてみたくなりました。
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