アガパンサスの育て方!植え替え・株分け時期はいつ?花が咲かない原因は?

アガパンサス

アガパンサスは梅雨時から初夏にかけてブルー系の花をたくさん咲かせる植物です。

植え替え・株分けなど育て方のポイントと花が咲かない原因と対処法を紹介します。

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アガパンサスの特徴

アガパンサス

アガパンサスはユリ科の多年草で南アフリカが原産地です。

草丈:20㎝~1.5m
花色:淡紫、白、青紫
開花時期:5~7月

花壇や公園などの植え込みに使われるほか切り花用としても人気があります。

基本的に丈夫で育てやすいので初心者にも向いています。

種類は全く違いますが、クンシランに似た花や草姿をしています。

そのため、別名、ムラサキクンシランとも呼ばれます。

種類・品種

園芸品種は300以上もあり、大型種から小型種、長い筒状の花、短い杯状の花などバラエティに富んでいます。

一年中葉が茂る常緑種と冬は葉が枯れて休眠する落葉種があります。

寒さに関しては、落葉種は強いですが常緑種はそれほど寒さに強くありません。

暑さに関しては、常緑種・落葉種ともに強いです。

ですから、常緑種は比較的温暖な地域に適し、落葉種は寒冷地に適します。

種類によって草丈や株の大きさが違うので育てる場所に合わせて品種を選ぶとよいでしょう。

アガパンサスの育て方

アガパンサス

日当たりと水はけのよいところで育てましょう。

日陰でも育てられますが、花つきは悪くなります。

常緑種は冬もできるだけ日当たりのよい場所で管理しましょう。

落葉性は冬になると地上部が枯れてしまうので日陰でもかまいません。

病害虫は、ほとんど発生しません。

水やり

地植えの場合は、特に水やりの必要はありません。

鉢植えの場合は、土が乾いたら、たっぷりと与えましょう。

乾燥には強いので、しばらく水やりを忘れても枯れることはありません。

肥料

それほど必要としません。

地植えでは植え付けのときに堆肥などを混ぜておき、春と秋に株のまわりに化成肥料を少量ばらまく程度で充分です。

鉢植えでは生育期間中、月に2~3回薄い液体肥料を与えておくと花つきがよくなります。

アガパンサスの植え替え・株分け時期

アガパンサス

適期は3~4月と9~10月です。

庭植えでは4~5年は植えっぱなしで構いません。

よほど込みすぎたり生育スペースがなくなったりしなければ10年近く植えっぱなしでもかまいません。

鉢植えは3~4年を目安に植え替えをします。

このときに一緒に株分けも行います。1株3~4芽を目安に分けるとよいでしょう。

株分けのときに折れた芽や根が少ないものは、挿し芽すると苗が作れます。

アガパンサスの花が咲かない原因と対処法

アガパンサス

株分けするときに細かく分けすぎると花が咲かないことがあります。

これは花が咲かない⇒株が小さい・育っていないということなのでしょう。

その他に考えられる主な原因には次のようなことがあります。

・根詰まり

生育が旺盛な植物なので鉢植えでは根詰まりを起こしやすいです。

込みあうと開花しづらいといわれています。

一回り大きな鉢に植え替えるか株分けするとよいでしょう。

・根腐れ

常に土が湿った状態だと根腐れを起こすことがあります。

傷んだ根を取り除いてから新しい用土を使って植え直すとよいでしょう。

・日光不足

日当たりが悪いと花が咲かないことがあります。

出来れば午前中だけでも日光が当たる場所で育てましょう。

さいごに

涼しげな青い花を咲かせるアガパンサスをみると梅雨時のうっとうしさも吹き飛んでしまいますね。

丈夫で植えっぱなしでも育つので初心者にもおすすめですよ。

暑さに強い種類や寒さに強い種類があるので住んでいる地域にピッタリのものを選びましょう。

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