アゲハチョウの幼虫の食草にはミカンなどのかんきつ類やサンショウがあります。
我が家のサンショウの木(鉢植え)でアゲハチョウの幼虫を発見したときの様子を備忘録として書いています。
サンショウの鉢植えで青虫を見つけました。
久しぶりの晴れとなった今日。
ふと、外に出しっぱなしのサンショウの鉢植えを見たら、葉っぱが妙に少ない…。
よくよく見ると、何やら緑色の物体が枝に一匹くっついていました。
毛虫だったら、即、捕殺するところです。
でも、毛がない分、気持ち悪さは少なく、一匹だけだし、とりあえずそのまま放っておくことにしました。
調べてみたら、どうやらアゲハチョウの幼虫らしいです。
大きさは2cmくらい。
蝶の幼虫のほとんどは決まった食草や食樹を食べて成長するそうですね。
アゲハチョウの場合はサンショウが食草のひとつだそうです。
幼虫の実物を見るのは初めてかもしれません。
無事に育ったら、きれいな蝶になると思うと、ちょっと感動してしまいました。
それにしても、葉を食べるでもなく、じっと枝にくっついているのはどういうもんだろうと思っていましたが。
数時間後に見たら、位置が変わっていたので、動いてはいるようです。
アゲハチョウの幼虫は小さな株なら一匹で葉を食べつくし、サンショウの木が丸裸にされてしまうこともあるので注意が必要だとか。
サンショウの木のためには、幼虫は見つけ次第、捕殺するか消毒をするのが望ましい処置の仕方なのでしょう。
昆虫好きとか、小さな子供がいるとかすれば、アゲハチョウの幼虫を見つけたら喜んで飼っていたかもしれません。
サナギになるまで時間がどれ位かかるのかは知りませんが、サナギになる直前には幼虫は食草を離れ何メートルも移動するそうです。
もう少したったら、いなくなっているかもしれません。
卵が成蝶になる確率はわずか1~2%ということです。
サンショウの葉が食べつくされてしまわないか不安ですが、しばらく観察してみたいと思います。
【追記】
5日後、アゲハチョウの幼虫はサンショウの葉をほとんど全部食べつくし、姿を消してしまいました。
葉を食べられてしまった枝は枯れ落ちてしまいましたが、新しく枝が伸びてきました。
枝ぶりは悪いですが元気に育っています。
サンショウ以外の食草
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