オキザリスは小さくてかわいらしい花を咲かせる植物です。
鉢植えでも地植えでも育てられグラントカバーに利用される品種もあります。
今回は、オキザリスの特徴と育て方のポイントを紹介します。
オキザリスの特徴と品種
オキザリスはカタバミ科の一年草あるいは多年草の植物。
黄色い花を咲かせる雑草のカタバミと同じ仲間です。
南アフリカ、南アメリカを中心に世界中に850種ほどが分布しています。
日本にはミヤマカタバミなど6種が自生するほか、外来種が7種ほど帰化植物となっています。
別名、ハナカタバミとも呼ばれます。
草丈:5~30cm
花色:黄、白、ピンク、紫、オレンジ
開花期は種類によって異なり、秋咲き・冬咲き・春咲き・四季咲きがあります。
花は日中、晴れている間に咲き、曇りや雨の日は閉じています。
主な品種
◆孔雀の舞(くじゃくのまい)/パルミフロンス
美しい葉が特徴。
花が咲くことはほとんどないようです。
◆オックスローズ
八重咲き
開花期:10月~3月頃
◆バリアビリス
開花期:10月~3月頃
花色はピンクのほかに白もあります。
オキザリスの育て方
冬越しの最低温度は3~5度。
冬期は屋内に取り入れ、窓辺の日当たりの良い場所に置きます。
室内であれば特に温度を気にする必要はありません。
花が終わり、春になって葉が黄変するまで充分に水を与え、月に2回液肥を与えるようにします。
葉が枯れてきたら、そのまま秋まで置くか、球根を掘り上げネットなどに入れて植え付けまで風通しの良いところで保管します。
病害虫
病害虫はほとんど見られません。
植え替え
2~3年に1回が目安です。
株が込み合ってきたら休眠期に行ないます。
植え替えるときは市販の培養土を使います。
さいごに
この記事ではオキザリスの特徴と基本の育て方について書きました。
丈夫で育てやすい植物なので初心者にもおすすめ。
開花期の違う品種を植えれば一年中花が楽しめますよ。