レックスベゴニアは美しい葉が特徴のベゴニアです。
植え替えや増やし方など育て方のポイント、日常管理を紹介します。
レックスベゴニアの特徴
レックスベゴニアは根茎性ベゴニアの一種で非耐寒性の常緑多年草です。
インド・アッサム地方原産の原種ベゴニア・レクスと様々なベゴニアを交配してつくられたグループを指します。
美しい葉が特徴で観賞用ベゴニアとも呼ばれます。
レックスベゴニアの葉色は、緑・黄緑・濃緑・赤・銀白色など複雑な斑模様です。
葉の表面の凹凸や微毛などによって金属光沢やベルベットのような質感のある葉もあります。
葉の大きさも2cmくらいのものから30cm以上になるものなど多様です。
レックスベゴニアの育て方
直射日光の当たらない明るい日陰、または室内で管理します。
強い光に当てると日焼けして葉が黄色っぽくなります。
また、光線が不足しすぎると斑の色が不鮮明になります。
生育適温は15~25℃程度です。
夏は暑すぎるので出来るだけ涼しい所に置きます。
冬は室内で3℃以上が保て温度の変化が小さい場所に置きましょう。
たとえ落葉しても春になって芽を出すのが普通です。
水やり
土が乾いたらたっぷりと与えます。
湿度の高い状態を好むので生育期には十分な水と葉水が必要です。
しかし、過湿な状態にしすぎても病気が出やすいので注意しましょう。
冬は乾かし気味に管理します。暖房した室内で乾燥するときは霧吹きを行なうとよいでしょう。
肥料
春と秋の成長期に液体肥料か置き肥を与えます。
レックスベゴニアの植え替え・増やし方
植え替えは5~6月が適期です。
株が大きくなったら、古い土を落とし傷んだ根を切り取って一回り大きな鉢に植え替えます。
株分けか葉挿しで増やします。
葉挿しは葉脈に沿って3~4片に切り取り、葉の基部のみ埋めるように挿します。
さいごに
花よりも葉が美しいレックスベゴニア。
渦を巻くような変わった形のものもあっていろいろな種類を集めたくなってしまいますね。
レックスベゴニアは比較的低い温度を好むものが多いそうです。
暖房のある室内であれば冬でも育てることができるそうです。
花の少ない季節は美しい葉の植物を育ててみるのもよいかもしれませんね。
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