ブルーデージーの特徴と育て方【花がさかない原因と対策】

ブルーデージー

ブルーデージーは名前のとおりデージーに似た青色の花を咲かせる植物です。

中心部分は黄色で花びらとのコントラストが特徴的。

ブルーデージーの特徴と育て方、花が咲かない原因について調べたことをまとめました。

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ブルーデージーの花が咲かない原因

ブルーデージーの花

春にたくさん咲いていたのに、だんだん花つきが悪くなってしまうことがあります。

ひととおり花が咲き終わったら草丈が1/2~1/3くらいになるように切りましょう。

脇から数本の新芽が伸びて茎の数が増え、秋に咲く花の数が増えます。

その他、咲かない原因は日照不足や肥料が多すぎることなどが考えられます。

日照不足

日照不足になると花つきが悪くなります。
日陰では花を咲かせません。

日当たりのよい場所で育てましょう。

肥料が多すぎる

肥料が多いと葉ばかり茂って花芽をつけません。

暑すぎる

30℃を超えてしまうと花芽がつきにくくなるので、夏は花を咲かせません。

一般に秋よりも春のほうが咲きやすい花といわれています。

春の花後に切り戻しをしておくと秋にもう一度花を咲かせます。

ブルーデージーの特徴

ブルーデージー

ブルーデージーは南アフリカ原産、キク科の常緑多年草。

草丈:20~60cm
開花期:4~6月、9~10月
花色:青、白、ピンク
耐暑性・耐寒性:やや弱い

別名はルリヒナギク。瑠璃色で雛菊(デージー)に似ていることから名づけられました。

属名のフェリシアという名前で呼ばれることもあります。

斑入りの品種は花が咲かない期間もカラーリーフとして楽しめます。

ブルーデージーの育て方

ブルーデージー

日当たりの良い場所を好みます。

真夏をのぞいて春~秋はしっかりと日に当てましょう。

高温多湿が苦手なので鉢植えやプランターに植え付けて場所を移動できるようにしたほうが管理しやすいです。

水やり

地植えの場合、特に必要ありません。

鉢植えでは土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。

肥料

植え付ける時に元肥として固形の肥料を混ぜ込んでおきます。

花が咲いている時期は追肥として1ヶ月に1回、固形の肥料を与えます。

切り戻し

梅雨時から夏にかけて高温多湿を防ぐために行います。

春の花後、1/2~1/3に草丈を切り詰めましょう。

風通しがよくなり蒸れを防ぎます。

脇芽が伸びて茎の数が増えるので、秋にたくさんの花を咲かせてくれます。

植え替え

生育が旺盛なので鉢植えは毎年植え替えたほうがよいでしょう。

適期は切り戻し時期と同じ春の花が咲き終わった後です。

一回り大きな鉢に植え替えます。

用土は市販の草花用培養土を使います。

病害虫

害虫ではアブラムシが、病気では灰色カビ病が発生することがあります。

害虫予防としてオルトランなどの殺虫剤を散布しておくとよいでしょう。

病気の原因となるので傷んだ花びらや枯れた葉はこまめに取り除きます。

増やし方

挿し芽で増やすことができます。適期は3~6月、9~10月です。

・茎を5cmほどの長さに切り取る
・水を入れた容器に1時間ほど入れる
・挿し芽用の土に挿す
・根が出てくるまで乾かさないようにして半日陰の場所に置く
・およそ1ヶ月で根が出てくる

夏越し

高温多湿に弱いです。
梅雨期から夏は、雨が当たらない半日陰で管理します。

冬越し

ブルーデージー
冬は5℃以上の気温が必要。霜が当たると枯れてしまいます。

寒い地域では鉢植えにして霜が降りる11月以降は室内に取り込みます。

室内では日当たりのよい場所で管理しましょう。

5℃を下回らない暖かい地域では地植えで冬越しできます。

さいごに

ブルーデージー

ブルーデージーの特徴と育て方、花が咲かない原因について書きました。

【ポイント】
・夏の高温多湿に弱い
・肥料が多いと花芽を付けない
・寒さには弱いので5度以下にしない

寒冷地に住んでいるので冬越しできるかどうかが気になります。

1年草のつもりで春から秋まで楽しむことにすれば気楽かもしれません。

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