またたび(マタタビ)の木の育て方

またたび(マタタビ)は、マタタビ科の落葉つる性低木。

日本の山野に自生していて、寒さに強く、日陰でも育つ丈夫な植物です。

別名、木天蓼(もくてんりょう)・夏梅とも呼ばれます。

花期は6~7月ごろ。梅の花に似た白い花を咲かます。

花が咲く時期になると葉の先が半分くらい白色に変化するのが特徴です。

ひとつの木に雄花と雌花が同時につく両性株、雄花だけがつく株、雌花だけがつく株の3通りの株があります。

8~9月に実がなり、熟すと黄緑色になります。

この実を収穫して、塩漬けや果実酒などに利用することもできます。

冬には葉が落ちて休眠状態になります。

マタタビの名前の由来は諸説あって、

疲れた旅人が、マタタビの果実を食べたら元気が出て、再び旅を続けることが出来るようになったことから「又旅」と名づけられたという説。

アイヌ語の「マタタムブ」からきたという説などがあります。

またたび(マタタビ)の木の育て方

風通しが良く日当たりの良い場所を好みますが、半日陰でも問題なく育てられます。

つる性植物なので、生長に合わせて支柱などに誘引して育てます。

鉢植えの場合、特に水がきれないようにしましょう。

肥料は、ほとんど必要ありません。

またたびは、挿し木で増やすことができます。

挿し木にする枝は、コップなどに水を入れ1時間程度水揚げをします。

赤玉土などの用土に枝をさしたら、その後は、土が乾かないようにこまめに水やりをします。

2週間程度で新芽が伸びてきて、1ヶ月半程度で根が出ます。

2ヶ月~3ヶ月程度で植え替え出来る状態になります。

野生のマタタビの木に猫が群がらない理由

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マタタビは、猫がじゃれるということで、よく知られている植物ですね。

先日、ホームセンターでマタタビの木が鉢植えで販売されているのをみかけました。

マタタビといえば、ネコ用の粉末しか目にしたことがありません。

木をみるのは始めてです。

このように普通に販売されているものとは知らなかったので、ちょっとビックリしました。

思わず我が家の飼い猫用に買ってしまおうと思ったくらいです。

他に用事があったので衝動買いすることはありませんでしたが。

家に帰ってから、ネットで情報収集をしてみたのですが、ほとんどのネコはマタタビの木が大好きらしいですね。

遠くでマタタビの木を持っているだけでダッシュで走ってくるネコもいるとか。

葉をかんだり、食べたりするようです。

となると、観賞用として家の中で育てるのは無理でしょう。

いくらネコが好きだと言っても、好き放題にかじらせていたら枯れてしまうに違いありません。

かといって、屋外に鉢植えを置くと、近所の野良猫が群がってくるのは確実です。

育てたいと思ったら、ネコ用と観賞用の2鉢購入か、それとも1鉢購入して、挿し木で増やしていくか、ということになるのでしょうか。

ちなみに、野生のマタタビの木に猫が群がらない理由というのを読んだら妙に納得。なるほどなぁと感心してしまいました。

つまり、ネコのいる場所にマタタビの木は「無い」んですね。

なぜなら、若芽がネコの食害で枯れてしまうから。

逆に言えば、山で野生のマタタビの木を見つけたら、そこは、野良猫がいない場所ということです。

冷静になって考えてみたら、目的がはっきりしてないとマタタビの木は育てられないんじゃないかという気がしてきました。

実を収穫したいのだったらネコ対策が必要です。

ネコを喜ばせるために育てたいのであれば、枯れることを覚悟して挿し木で量産体制する必要がありそうです。

育ててみたい気持ちはあるのですが、迷いますね…。