苔テラリウム(コケテラリウム)をご存知ですか?
NHK趣味の園芸テキストでも紹介されていましたね。
100均材料で簡単に作れるようなので作り方を調べてみました。手入れ方法も紹介します。
苔テラリウムとは?
ガラス容器などの中で植物を栽培することをテラリウムといいます。
使用する植物は、多肉植物やシダ、観葉植物などを自由に組み合わせて作ります。
苔テラリウムは名前の通り、苔をメインにしたテラリウムです。
場所を取らず気軽に楽しむことができるので人気を集めています。
苔テラリウムの作り方
材料
◆ガラス瓶
ジャムの空き瓶や100均のガラス容器など好きな形の瓶。瓶の口が大きな物だと作業がしやすいです。
◆テラリウム用の土
砂利、焼成赤玉土、富士砂、抗菌効果のある炭など混ぜたものを使います。
◆あると便利な道具類
・スプーン、じょうご(土を瓶に注ぎ入れるため)
・ピンセット、箸(植物やフィギュアを配置するため)
◆苔
庭など身近な場所で採取した苔を使うことができます。
テラリウムに向いているといわれるのはタマゴケ、ヒノキゴケ、ホソバオキナゴケ、シッポゴケです。
通販ショップでも購入することができます。
作り方
・ガラス瓶に土を入れる
数種類の用土を混ぜて入れる方法と混ぜないで、砂利、炭、砂、土と一種類ずつ入れる方法があります。
・苔を敷き詰める
・好みでフィギュアを飾る
・霧吹きで苔を湿らせて、完成!
※ヒノキゴケのように根がある場合は敷き詰めるのではなく土に植えるやり方になります。
100均材料で簡単に苔テラリウム
苔テラリウムの材料は苔以外は100均で購入できます。
土は、家の周辺などから採ってきてもいいですが虫や卵が混入している可能性もあります。
できれば、購入したほうがよいでしょう。
用土の種類や配合の割合も、絶対にコレという決まりはありません。
苔テラリウムを作る時に使う道具も割りばしなど、家にあるもので代用できるものが多いです。
苔テラリウムの育て方・手入れ
直射日光が当たると苔が傷み、枯れてしまうことがあります。
室内の直射日光の当たらない明るい場所に置きましょう。
蛍光灯でも育てることができます。この場合は、8~10時間程度明かりをつけておきましょう。
2~3週間に1度、霧吹きで苔の表面を湿らせるように水を与えます。
基本的に肥料は必要ありません。
適度に換気すると苔が丈夫に育ちます。1日5分間程度、フタをあけて換気してみましょう。
さいごに
ガラス瓶にこだわれば、オシャレなインテリアにもなる苔テラリウム。
100均には苔テラリウム向きのかわいい瓶がたくさんあります。
お気に入りの瓶と苔を見つけて自分だけの作品を作ってみるのも面白そうですね。
ただし、私みたいに材料をそろえるのが面倒な人はキットを購入するとよいかもしれません。