鉢植えで植物を育てていたらキノコが生えてきた!ということはありませんか?
実は、室内に置いている観葉植物の鉢植えにキノコが生えてきたというケースは意外と多いようです。
今回は鉢植えにキノコが生える原因とそのままにしておいてよいのか対処法について調べたことをまとめました。
鉢植えにキノコが生える原因
そもそも、キノコとは何なのかについて調べてみました。
キノコとはカビと同じ真菌類に分類される生物。
「胞子で増える」という共通点を持っています。
・本体は菌糸と呼ばれる部分
・食用にしている部分は「子実体」という胞子を作る器官
キノコとカビの違いを簡単にいうと
・胞子を作る器官が大きく成長し「キノコ」の形をしたものがキノコ
・そうでないものはカビ
と呼ばれているようです。
発生する環境
キノコが生えやすいのは次のような場所です。
・湿気が多い
・風通しが悪い
・日が当たりにくい
キノコの菌糸というのは普通に空気中を漂っているものなのだそうです。
つまり、いろいろな場所にくっついて育ちやすい環境であれば生えてくるということ。
基本的に乾いたところには菌糸がくっついてもキノコは生えません。
また、湿度が高くても流れてしまうようなところには菌糸がくっつけないので生えないそうです。
日当たりと風通しが悪い室内は要注意
キノコは切り株や倒木、沢の近く、落ち葉の多い所などに生えるそうです。
このような場所は湿気が多く日が当たりにくいのが特徴。
鉢植えが湿気が多くあまり日が当たらない場所に置かれている場合はキノコが生える可能性が高くなると考えられるでしょう。
鉢植えにキノコが生えたときの対処法
ネットで調べた情報をまとめてみました。
キノコの対処法
・キノコは植物にも人にも害はないので取らなくてもかまわない
・見た目が悪い、子供やペットが誤って食べるのが心配など気になるなら取って捨ててもよい
※胞子を飛ばして増えるので見つけたらすぐに取り除いたほうがよいと書かれているサイトもありました。
取るときは箸などを使ったほうがよいですが手でも大丈夫のようです。
ただ、手で取った場合はちゃんと手を洗いましょう。
食べるのは、もちろん論外です。
鉢植えの対処法
土が悪いからキノコが生えるということはないそうです。
また、植物の生育にあまり悪影響はないといわれています。
ただし、
・キノコがひんぱんに生える
・カビやコケも生えてきた
というときは管理のしかたを変えたほうがよいでしょう。
・水を与える回数や間隔を変える
・日当たりと風通しがよい場所に鉢を移動させる
など見直してみましょう。
新しい土に取り替えるという方法もあります。
さいごに:自宅のマンリョウの鉢植えにキノコが生えてきた
2015年12月のことです。冬越しのために室内に取り込んだマンリョウの鉢植え。
ある日、ふと見るとキノコが生えていました!
そこで、今回はキノコが生えてきた原因と対処法について調べたことをまとめてみました。
我が家の場合、冬になって日光に当たる時間が減り、土が湿った状態が続いていることが原因なのかもしれません。
キノコを取らないままで様子をみていましたが1週間たっても変化なし。
ただ、新しいキノコが生えてくることはありませんでした。
鉢植えは暖房のない寒い部屋に置いているので、しばらくこの状態が続くのかもしれません。
【追記】
気が付いたら、いつの間にかキノコはなくなっていました。
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