庭木の剪定時期はいつ?庭木の種類別、剪定時期一覧を紹介!

庭木の剪定

自分で庭木の手入れをする場合、剪定時期はいつなのか迷うことはありませんか?

剪定は正しい時期に行わないと翌年花が咲かないこともあるので注意が必要です。

落葉樹や常緑樹、花木など庭木の種類別に剪定時期を一覧で紹介します。

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庭木の剪定時期はいつ?

剪定ばさみ

剪定は時期的に大きく分けて冬に行うものと夏に行うものがあります。

しかし、手入れに適した時期は、樹木の種類によって違います。

プロに頼むのが一番ですが、毎年の作業となると費用もかかります。

自分で手入れをする場合、庭木にダメージを与えないように剪定する時期にも気をつけたいものですね。

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庭木の種類別、剪定時期一覧

【落葉広葉樹】

・ヤマボウシ
・ハナミズキ
・サクラ
・モミジ
・ツバキ
・バラ
・ライラック
・アジサイ

冬になると葉を落としてしまう落葉樹は冬の時期に剪定します。

剪定作業は、冬の寒い時期から芽が出る直前までに行いましょう。

庭木全体の形を整えるために、伸びすぎた枝や太い枝を切りたいという場合もあると思います。

落葉樹は冬になると葉を落として休眠状態に入るので大きな枝を切ってもあまりダメージを受けません。

ですから、そのような大掛かりな剪定作業をするのに冬はピッタリの時期といえます。

うっかり切りすぎてしまっても庭木を枯らす可能性はかなり低くなります。

【常緑広葉樹】

・カシ
・ツバキ
・ツツジ
・サツキ
・サザンカ
・クチナシ
・キンモクセイ

寒さに弱い種類なので冬に剪定をするのは避けましょう。

暖かい時期が剪定に適しています。

3月下旬~4月下旬の新芽が出る前か、5月下旬~6月の新葉が落ち着いたころがおすすめです。

ただし、関東以南の暖かい地域なら9月~10月に剪定をしてもOKです。

形を保つためには、8~10月頃に軽剪定するとよいでしょう。

【常緑針葉樹】

・スギ
・マツ
・ヒノキ
・もみの木
・ゴールドクレスト
・コニファー類

寒さに強い種類なので冬に剪定することができます。

形をきれいに保つための軽剪定に適切な時期は夏・秋です。

【花木の剪定時期】

一般に、花を咲かせた後、少ししてから次の花を咲かせる準備に入ります。

なので花後すぐが剪定に適した時期になります。

花芽が形成されてから剪定を行ってしまうと花芽を切り落とすことになってしまいます。

翌年、花が咲かなくなってしまうので気を付けましょう。

【果樹の剪定時期】

・ビワ
・スモモ
・イチジク
・ブルーベリー

基本的に果樹が休眠中(12月~2月)に行います。

ただし、種類によって剪定に適した時期が異なるので種類ごとに確認する必要があります。

庭木の剪定時期まとめ

・冬に剪定⇒落葉落葉樹、常緑針葉樹
・暖かい時期に剪定⇒常緑広葉樹

庭木に花が咲かないのは間違った時期に剪定したことが原因だったというケースが多いといわれています。

ひとくちに庭木といっても種類はさまざまで剪定時期も異なります。

自分で剪定をしている人は、今一度、剪定に適した時期を確認してみるのもよいかもしれませんね。

2016年2月の天候・庭の様子

2月のツバキ

2016年2月19日は二十四節気の「雨水」でしたが、それにあわせたかのように雨が降りました。

例年なら、雪が降って当然の時期。

青森県でこの時期に雨というのは珍しいことですね。

2月の庭、雪解けの状態

雪解けが進み、積雪量は20センチになりました。

ところで、弘前公園では今年の桜の剪定作業が始まったそうです。

弘前さくらまつりでキレイな花を咲かせるため、公園緑地課の作業員さんがソメイヨシノを中心とした52品種、約2,600本を剪定します。

作業は3月末まで行われるそうです。

2016年は花芽の中にあるツボミの数が、おととしに次いで過去2番目に多いとか。

お花見の時期には、相当ボリュームのある桜の花が見られるということです。

今年のさくらまつりは天守が移動したため「天守と桜と岩木山」という期間限定の組み合わせが見られます。

実は、地元に住んでいながら、ずいぶんと長い間、公園の本丸には行ったことがありません。

今年こそは出かけて期間限定の景色を楽しみたいものですね。

剪定といえば、今は、桜と並んで有名なリンゴの剪定も行われている時期です。

冬の剪定作業で、秋に収穫するりんごの品質が決まってしまうといっても過言ではないほど大事な作業です。

おいしいリンゴをつくるために、雪の中で作業をしている農家さんには頭が下がる思いです。

庭木の剪定

始めて庭木の剪定作業をした時は、切りすぎてしまったら枯れるのではないかと心配で仕方がありませんでした。

実は、枝を切りすぎて庭木を枯らしてしまった失敗もあります。

でも、毎年、庭木とじっくり向き合って、少しずつ作業を進めていくというのは楽しいですね。

枝の切り口をみて、これは去年に間違って切った個所だ…などと自分の作業を振り返りながら木の成長を見守っていくのは、草花を育てるのとはまた違った面白さもあります。

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