【鉢植え植物と庭木の台風対策】大雨・強風から守る方法は?

台風

今回は、庭木や鉢植え植物を台風の暴風雨から守る方法について調べたことをまとめました。

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鉢植え植物の台風対策

鉢植えは、強風・暴風で転ばないようにする必要があります。

豪雨が予想されるなら雨が当たらないようにすることも大切ですね。

鉢植えの数が少ない場合は、玄関など屋内に取り込んでしまうと安心です。

屋内に取り込めきれない場合には次のような方法で強風対策をするとよいでしょう。

・風や雨が当たらない場所に移動(軒下や壁際など)
・鉢植えを1ヶ所に集めて置く

多肉植物やミニ盆栽、プラスチック製の軽い鉢植えなどはダンボール箱などにまとめて入れ、ビニールシートをかぶせておくという手もあります。

・草丈の高い鉢植えは支柱を挿して不織布やビニールシート等で全体をおおう
・ブロックで鉢の周りを囲って転ばないようにする

庭木や地植え植物の台風対策

台風

強風で庭木の枝が折れたり、暴風で傾く恐れがあります。

枝が込み合っている場合は、剪定をして風通しをよくしておきましょう。

植えたばかりで根付いていない庭木の場合は幹が折れたり抜けてしまう可能性があります。

支柱を立てて木を固定しておきましょう。

草丈が高い植物も強風で倒れないよう支柱を立てておきます。

ガーデニンググッズも取り込む

ジョウロやバケツ、ホウキなども取り込んでおきましょう。

風に飛ばされて窓ガラスが割れるなど予想外の事態が起こらないとも限りません。

また、土や落ち葉などが原因で排水溝が詰まることがあります。

忘れがちですが排水溝のチェックもしておきましょう。

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地植え植物の長雨対策

台風で雨が続くと蒸れやすくなるので病害虫の発生が多くなります。

また、いつまでも土が湿っている状態だと根腐れを起こす可能性が高くなってしまいます。

防ぐためには、どうすればよいのでしょうか?

植え付ける時に、土を盛り上げて高くすると水はけがよくなります。

家庭菜園で「高畝にする」というやり方ですね。

溝を掘って排水するのも大切ですが、土自体の水はけを良くすることも重要です。

地植えは、腐葉土や赤玉土、鹿沼土などを入れて水はけの良い土に調整しましょう。

土壌改良には時間がかかるので普段から意識して少しずつ行っていきたいですね。

台風通過後は庭全体のチェックと片付け

秋のガーデニング作業

台風通過後は、庭全体をチェックしましょう。

枝や茎が折れていないか、あるいは、傾いたり倒れていないかを確認します。

目立った被害がないときでも、激しい風雨で枝葉に泥などの汚れがついていることがあります。

葉に汚れが付いたままにしていると病気にかかりやすくなるので要注意。

散水用のシャワー等を使って洗い流しておきましょう。

また、葉がたくさん落ちるので掃き掃除が必要です。

落ちた葉が排水溝に溜まっているかもしれません。

忘れずに確認しておきましょう。

まとめ

今回は、庭木や鉢植え植物を台風の暴風雨から守る方法について調べたことをまとめました。

鉢植えの数が多くて屋内に取り込むことができない場合は次のような対策をするとよいでしょう。

【鉢植え】
・軒下などに雨や風が当たらない場所に移動
・1ヶ所に集めて置く
・転ばないように鉢の周りにブロックを置く
・小さい鉢はダンボール箱などにまとめて入れビニールシートをかぶせる
・草丈の高いものは支柱を挿して不織布やビニールシートで全体をおおう

【庭木】
・混みあった枝を切って風通しをよくする
・植えたばかりで根付いていない庭木は支柱を立てる

【その他】
・ジョウロやバケツ、ホウキを取り込む
・排水溝が詰まっていないか確認する

実際に風雨が強くなる前、早めの作業が肝心です。

台風通過後も安全を確認してから後片付けを行いましょう。

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