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桜前線とは、どんな意味?2018年の開花予想は平年並み?

投稿日:2018年3月5日 更新日:

開花宣言

「桜前線」は、春になると天気予報やニュースで耳にすることが多い言葉ですね。

なぜ「前線」と言うのか、気になったことはありませんか?

この記事では、桜前線の意味、北上するスピード、南から順番に開花しない理由、開花宣言は誰が決めるのか?について紹介します。

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桜前線とは、どんな意味?

桜前線
出典:tenki.jp

桜前線とは、日本各地の桜の開花予想日を結んだ線のことです。

線の様子が、天気図の前線とよく似ているので「前線」と呼ばれるようになりました。

よく「桜前線が北上」という言い方をしますよね。

これは、開花が九州や四国の南部から始まって、津軽海峡を渡って北海道に上陸。

というように、日本列島を南から北へと進んでいくからです。

桜前線は誰が決める?

そもそも「桜前線」という言葉は、気象庁で使われ始めた言葉ではありません。

マスメディアによる造語なんですよ。

1967年(昭和42年)頃からTVやラジオ、新聞などで使われるようになりました。

気象庁が使う正式な呼称は「さくらの開花予想の等期日線図(とうきじつせんず)」といいます。

季節の遅れ進みや気候の違いなどの推移を把握するため、気象庁では、特定の植物や動物の観察を観測し続けています。

「生物季節観測」とよばれています。

具体的には、梅・桜の開花した日、カエデ・イチョウが紅葉(黄葉)した日、

うぐいす・あぶらぜみの鳴き声を初めて聞いた日、つばめ・ほたるを初めて見た日などを観測しています。

つまり、桜も観測対象のひとつだったというわけです。

古来、桜は、稲の種まきの目安に使われるなど農業と関係がある植物でした。

最初の桜の開花予想は、気象庁の前身である中央気象台の農業気象掛が昭和3年から発表していました。

当時は関係者のみへの伝達で、積極的には発表していなかったそうです。
(出典:news.yahoo.co.jp

現在のように、お花見など行楽目的ではなかったということですね。

桜前線が北上するスピード

天候などにも左右されますが、桜前線が北上するスピードは1日に約20Km前後といわれています。

九州・四国から始まる桜前線が、関東北部にやってくるのは、
およそ1週間から10日程の計算になりますね。

そして、関東から東北にかけて、このままのスピードで北上するかと思いきや…。

なぜか、ここから遅くなります。

東京と青森では緯度も気温もかなり違うことが、遅くなる理由かもしれませんね。

青森県の弘前公園で桜が開花するのは4月下旬頃。

津軽海峡を渡って北海道へ上陸するのは5月の上旬、ゴールデンウィーク頃になります。

桜前線の進み方!南から順番に開花しない理由

桜前線は、おおむね南から北へ、高度の低い所から高い所へと進みます。

ただし、必ずしも暖地から順番に咲いていくわけではありません。

その理由は桜の開花の仕組みにあるといわれています。

【桜の開花の仕組み】
桜は、花が散ってから数ヶ月たつと、すぐに次の年に花を咲かせる準備を始めます。

夏にできた花芽(翌春に咲く花の芽)は、そのまま休眠に入ります。

冬になって、一定の期間、低温にさらされることで休眠から目覚めます。

その後、春になって気温がだんだんと高くなると、花芽が大きくなって花が咲くというわけです。

開花には冬の寒さも必要というのがポイントですね。

冬の寒さが厳しかったときは、春に暖かい日が続くといつもより早く花が咲きます。

逆に、冬が暖かすぎると眠りから覚めるのも遅くなり、開花も遅くなります。

鹿児島など冬も暖かい地域では花芽が眠りから覚めるのが遅れ気味になることがあります。
そのため、東京のほうが早く咲くという現象が起きるんですね。

桜の開花予想・開花宣言は誰が決めるの?

気象庁が桜の開花予想を行っていたのは2009年(平成21年)までです。

2010年からは開花予想を発表していません。
理由は次の2つといわれています。

・測候所の廃止が相次ぎ、観測できる人がいなくなった
・民間の気象会社が活発に開花予想を行うようになった

現在は、気象情報の会社が、それぞれ独自に予想を発表しています。

開花情報だけでなく、桜の名所への交通アクセスや売店・駐車場情報もあるそうですよ。

お花見に出かける予定がある方は、事前にチェックしてみるのもよいかもしれませんね。

【開花宣言するのは気象庁の観測員】
開花宣言は気象庁が行っています。

開花日 ⇒ 標本木で花が5~6輪以上の開いた状態
満開日 ⇒ 標本木で80%以上の蕾(つぼみ)が開いた状態

標本木を観測員が実際に見て判断しています。

花数を数えて確認し「開花!」と言っている様子がテレビで放送されることも多いですね。

桜前線まとめ

桜の花は暖かくなれば咲くと思っていました。

冬の寒さが厳しいと開花は遅くなるというイメージがあったのですが。

今回、調べてみて、花芽が目覚めるには一定期間寒さにさらされることが必要と知ってビックリです。

難しい言葉では「休眠打破」というそうですよ。

毎週のように寒波に襲われた今年の冬。
桜の花芽もしっかりと目覚めてくれたことでしょうね。

ちなみに、2018年の桜の開花は、関東以西、近畿・中国地方にかけては平年並み。

九州・四国、北海道では平年より早めの開花見込みだそうです。

⇒ モミジの休眠打破について書いています
モミジを種から育てる方法!盆栽仕立てで楽しむ

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参考サイト
ソメイヨシノ|ウィキペディア
桜前線|ウィキペディア
allabout.co.jp
気象庁

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