ダンボールコンポストを開始してから3週間。
生ゴミを投入したものの分解されず発酵もしません。
上手くいかない原因と対策を調べてまとめてみました。
ダンボールコンポストの生ゴミが分解しない原因
生ゴミを入れても発酵しない、発酵が遅い、分解しない場合、いくつかの原因が考えられるので、以下のことについて確認します。
コンポスト内の温度が低くないか
温度が低ければ生ゴミが分解されません。
温度が低いと感じたら、まず、一旦生ゴミを投入するのを控え、もみがらくん炭を追加してかき混ぜます。
次に、使用済みの食用油(100cc 程度)や米ぬか(一握り)をコンポストに入れてかき混ぜてみます。
微生物が活性化して温度が上がります。
温かくなってきたら、生ゴミの投入を再開します。
肉や魚の骨などの固いものを入れてないか
分解されない生ゴミがあるので、以下の生ゴミは取り除きます。
肉類の骨、魚類の骨、貝殻、たまねぎ、とうもろこしの皮
毎日きちんとかき混ぜているか
毎日かき混ぜることがダンボールコンポストにおいて最も重要。
かき混ぜなければ分解が進まないので、毎日かき混ぜるようにします。
水分
水分は多すぎても少なすぎても発酵はうまくいきません。
水分が多すぎる場合は通気性を良くします。
水分が足りない場合はお米のとぎ汁を足したり抜いたばかりの雑草を細かくして入れることで水分を補充します。
生ゴミの大きさ
大きすぎると発酵がうまくいかないことがあります。
細かいと早く分解が進むので、できるだけ細かくしましょう。
ただし、必ず、しなければいけない作業ではありません。
無理ならそのままでも大丈夫です。
塩分
塩分があるものは洗って塩気を落とすか、塩気のあるものは入れないようにします。
ダンボールコンポスト体験談【3週間経過】
6月上旬からモニターでダンボールコンポストを開始、3週間経ちました。
・設置初日にキャベツの葉っぱを100gくらい入れる。
・1週間経っても葉っぱがそのまま残っている。
⇒使用済みの食用油を入れてみる。
・2週間経って、ようやくキャベツが分解される。
⇒野菜くずと雑草を少量追加。
こんな状況です。
最初に投入したキャベツの葉っぱが消えてから次の生ゴミを入れようと思っていました。
ところが、いつまで経っても分解されません。
いつ発酵が始まるのだろうと不安になってきました。
毎日かき混ぜているのに、温かくなった感じもしません。
6月という時季からみて気温が低くて発酵が進まないという訳ではないようです。
失敗したのかな~と思いながらも、生ゴミを投入しない日でも毎日1回かき混ぜていました。
結果、生ゴミが分解されるまで2週間かかりました。
キャベツの葉っぱがなくなったと気がついたときは嬉しかったのですが…。
時間がかかりすぎではないでしょうか?
このペースだと毎日生ゴミを投入するというのは無理かもしれません。
経験者によると、温度が上がっていくのは面白いし、発酵・分解が進んでいる実感がわくそうです。
そうやって、一度うまくいきだすと、作業が楽しくなるし、結果的に長続きすることができるといいます。
果たしてダンボールコンポスト初心者の私は、その境地にたどり着くことができるのでしょうか。
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