ジャーマンアイリスの花が咲き終わったら花がらを取るだけでよいのでしょうか?
それとも、花茎は切り取ってしまうべきなのでしょうか?
来年も、きれいな花を咲かせるために行いたい花後の手入れを紹介します。
ジャーマンアイリスの花後の手入れ
花が全部咲き終わったら、花茎を株元から切り取りましょう。
花茎は咲いた後、放っておくと自然に枯れるので、そのままでもかまいません。
ただし、ジャーマンアイリスにとっては花後の梅雨時が一番苦手な季節です。
枯れた花茎を取って風通しを良くすることが病気の発生を抑制することにつながります。
春から秋にかけてジャーマンアイリスの葉は常に成長し新しい葉が出ては古い葉が枯れていきます。
この枯れた葉も定期的に取っておきましょう。
放っておくと、風通しが悪くなったり、枯れ葉が腐り軟腐病が発生する恐れがあります。
株元に雑草が茂ると日当たりや風通しが悪くなって病気の原因となります。
生育期間全体を通じて雑草を生やさないようにします。
ジャーマンアイリスの花後に植え替え・株分け
芽が混んでくると花つきが悪くなり、病気も出やすくなります。
地植えの場合、2~3年ごとを目安に株分けを兼ねて植え替えます。
鉢植えは、根詰まりや土の劣化で生育が衰えやすいです。
毎年新しい用土で植え直しをしたほうがよいでしょう。
適期は、花後、梅雨が明けたあとの8月から9月です。
暖かい地域では10月でもよいでしょう。
寒冷地では早めに行い、冬までにしっかり根を張らせます。
ジャーマンアイリスの栽培記録【株分け】
ジャーマンアイリスの花が咲き終わったので株分けと植え替えをしました。
前回、植え替えしてから3年以上は経ったでしょうか。
結構混みあった状態になっていました。
我が家では、日当たりがよいところと半日陰の2ヶ所に植えています。
どちらの場所でも、よく花を咲かせてくれました。
ただ、半日陰に植えてあるほうは花茎がどんどん斜めになってしまいました。
花茎が日の当たるほう、日の当たるほうへと伸びていってしまったようです。
ツボミが付き始めた頃は45~60度まで傾き、最終的には寝そべってしまうものまででてきました。
可哀相なので、今回、植える場所をもうちょっと日当たりの良い場所に移動させました。
20株以上はあったでしょうか。
全部掘り上げて、腐葉土と赤玉土を少し混ぜ込み、株分けして改めて植えつけ、となると半日以上かかってしまいました。
子株は日陰で1週間ほど乾燥させてから植え付けるのがよいそうです。
でも、1週間も乾燥させて大丈夫?と、なんとなく不安になって、その日のうちに植えてしまいました。
さすがに疲れますね~。
花色が3種類ほどあって、それぞれまとめて植えてみようかとも考えていたのですが、途中で面倒臭くなってしまって…。
混ざって咲くのも、きれいでよいかな、と分けるのは止めてしまいました。
来年、無事に咲いてくれればよし、様子をみて植える場所を変えるもよし、ですね。
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