シクラメンの夏越し後の管理方法を紹介します。
育てているシクラメン(非休眠法で夏越しに成功)の葉が徒長した原因と対処法の記録もあわせて紹介します。
シクラメンの夏越し後の管理(休眠法の場合)
休眠法のシクラメンは、夏の間は球根だけの状態です。
休眠から覚めて新芽が伸び始める時期は、9月頃です。
この時期に、球根を触ってみて硬く締まっていれば夏越しに成功したと考えてよいでしょう。
元肥入りの新しい培養土を使って植え替えをしましょう。
植え替え後は、たっぷりと水を与えます。
元気な葉が出てきたら日当たりの良い場所に移動して育てます。
肥料も与えるようにしましょう。
シクラメンの夏越し後の管理(非休眠法の場合)
非休眠法のシクラメンは、夏の間、葉っぱだけの状態です。
9月に入ったら、休眠法と同じように植え替えをしましょう。
球根が大きく育っていたら、一回り大きい鉢を使います。
植替え後は、通常の育て方で管理します。
日当たりの良い場所に置いて、水と肥料を与えましょう。
シクラメン夏越し後、新しい葉が徒長した原因は?
ミニシクラメン、今年は、非休眠法にチャレンジしています。
今まで、シクラメンの鉢をもらうたびに休眠法での夏越しに挑戦しては失敗していたのです。
春に、花が咲き終わった後も通常通りに水やりをし、緩効性の固形肥料を1つ与えました。
今まで、屋外に置いて枯らせてしまっていたので、今回は屋内に置くことにしました。
明るいけれども直射日光は当たらない所です。
春から夏にかけて、2~3枚くらい葉が黄色くなって枯れました。
このまま、どんどん葉が枯れていってしまうのかと心配でしたが…。
その後は、枯れる葉もなく変化なしの状態が続いていました。
球根の中心部に新芽が出来始めたのは、梅雨もそろそろ明けようかという7月中旬。
新しい葉が出始めました。
このまま順調に育ってくれるかな?と喜んで毎日ながめていたのですが、ここでちょっとした問題が。
なんだか、茎が伸び放題で見栄えが悪いんですね~。
葉が鉢からはみ出して、下に垂れ下がってしまいました。
◆徒長した原因は?
どうやら、原因は日光不足らしいです。
花が咲いている間は、冬ということもあり、日光不足には気をつけていたのですけれどね。
葉が日光不足で徒長するとは知りませんでした。
改めて、育て方を確認してみたらシクラメンは暑さは苦手ですが日当たりを好む植物でした。
日光不足で徒長してしまった株は、日当たりが良い場所に移して管理しないといけないそうです。
徒長した株の元気を回復させるには、最低でも4~5時間ぐらいの日照時間がいるとか。
日照時間のほかにも、
・適性温度(10℃~20℃)
・適度の湿度(50%~80%)
・1週間に1度程度の液肥
などに注意して管理することが必要だそうです。
1ヶ月ぐらいすると徒長しない葉や花芽が出てくるということです。
とりあえず、ミニシクラメンの鉢を屋外の日の当たる場所に移動させました。
シクラメンの夏越し後の管理まとめ
・9月頃の新芽が動き出す時期に植え替えをする
・水と肥料を与える
・日当たりの良い場所に移動する
水やりをするときは、球根に当たらないように注意しましょう。
水が中央のへこみ部分に溜まると傷みの原因になります。
夏越しはむずかしいといわれるシクラメン。
成功すると嬉しいですよね!
でも、油断すると私みたいに葉を徒長させるなんてことが起こらないとは限りません。
夏越し後もしっかりと管理して、たくさんの花を咲かせましょう。
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