落ち葉の腐葉土の作り方

otiba

秋になると、たくさんの落ち葉の処理に悩まされます。季節の風物詩ともいえますが、掃除をしてもきりがない落葉にうんざりすることはありませんか。

効率的な処理方法はないものかと調べてみたら、腐葉土を作るという方法があることを知りました。落ち葉で腐葉土を作れたら、ゴミも減って一石二鳥ですね!

校庭の落ち葉で腐葉土作りに取り組んでいる学校もあるそうですよ。

簡単な腐葉土の作り方を調べたので書いておきます。

腐葉土に向いている落ち葉の種類

葉っぱなら、なんでもいいという訳ではなく、腐葉土に向く葉、向かない葉があります。

広葉樹が向いている
カシワ、ナラ、ケヤキ、コナラ、クヌギなど。ただし、イチョウ、ツバキ、サザンカ、カキ、サクラなど腐葉土に向かない広葉樹もあります。

針葉樹は向いていない
マツ、スギ、ヒノキなどの針葉樹。

腐葉土に向かない理由
水分が多い
樹脂分が含まれているので腐りにくい
落ち葉に含まれる成分に植物の発芽や成長を阻害する物質を含んでいる

家庭で作る簡単な腐葉土の作り方

時間は少しかかりますが、自宅でも簡単に腐葉土を作ることができます。

腐葉土の作り方で一番簡単なのは、水はけのいいところに積み重ねておくだけというもの。放っておけば1年も過ぎれば勝手に出来るのだそうです。

しかし、こうやって出来た腐葉土は、チッ素分は多く含みますがリン酸やカリが欠けています。それらをほかの肥料で補うとより良い腐葉土が出来ます。

1年以上かかるのは長すぎる、もう少し早く作りたいという場合には、それなりに手間をかけないといけません。

【用意するもの】
・ポリバケツ(通風をよくするため、底と側面に穴を開けておく)
・落ち葉、土
・水(落ち葉の乾き具合にもよる)
・ほかに、米ぬか、苦土石灰、油かす、市販の発酵堆肥を混ぜる場合もあります

【作り方】
1.ポリバケツに厚さ20センチほど落ち葉を入れ、足で踏み固めます。
2.米ぬか、又は油かす、或いは市販の発酵堆肥をひと握り振りかけます。
3.土を入れます。
4.水を掛けつつ、バケツが一杯になるまで1~3を繰り返し、踏み固めます。
5.バケツに蓋をするか、ブルーシートなどをかぶせて雨水が入らないようにします。

1ヶ月ぐらいしたら、スコップでよく混ぜます。これを「切り返し」といいます。

内側と外側を入れ替えることで、菌の働きを活発化させる効果があります。この時、臭いのでそれなりの覚悟と対策がいるようです。

その後、毎月1回のペースで切り返します。5~8ヶ月ほどして葉の形が崩れ、色が黒く土っぽくなり、ほとんど臭いもしなくなったら完成です。

腐葉土と堆肥の違い

【腐葉土とは】
読んで字のごとく、葉が腐ったもの。

分かりやすくいうと森の土ですね。森の中では落ち葉が、つもり積って自然に腐り、長い時間をかけてふかふかの土のようになります。

通気性や水はけ、水もちが良いのが特徴です。

【堆肥とは】
落ち葉や小さな枝、ワラなどの植物原料に、牛フンや鶏糞などの有機物を混ぜて発酵させたもの。腐葉土より肥料分がたくさん含まれています。

通気性や水はけ、水もちが良く、植物の生長を促進する肥料的な働きをします。

つまり、腐葉土と堆肥の違いは原料にあるわけですね。

腐葉土で落ち葉の有効活用

落ち葉が風に舞い上がったり渦巻いているのを見るのは面白いし、落ち葉を踏みしめて歩くというのも風情があって好きです。

でも、毎日、落ち葉掃きするのは大変ですよね。近所に街路樹がありますが、風向きによってはハンパじゃない落ち葉のが舞い込んできます。

腐葉土づくりにチャレンジ!と思って調べたのですが、腐葉土に向かない落ち葉と分かり、ガッカリしました。

関連記事
落ち葉を積もらせたままにしておくデメリット

⇒ 堆肥の作り方に関する記事一覧