サザンカ(山茶花)の育て方

サザンカは日本原産のツバキ科で、耐寒性常緑低木です。

花の少ない晩秋から冬にかけて開花するので、古くから庭木や生垣として利用されてきました。

品種が多く、樹高1メートルぐらいの矮性種から3~5メートルになる大型種まであります。

耐寒性はツバキより弱く、北日本では戸外で育てると花がつかないといわれています。

花色は白、ピンク、赤など様々で、一重から八重までそろっています。

サザンカは、椿に似た花を咲かせますが、椿のように花びらが全部付いたまま落花するのではなくて、花びらが1枚ずつ散ることで見分けがつきます。

sazanka01

サザンカ(山茶花)の育て方

サザンカの苗木の植え付けは早春か晩秋に行ないます。

日向でも日陰でも育ちますが、日当たりが良い方が花つきが良くなります。有機質に富んだ肥沃な水はけの良い土地を好むので、腐葉土や堆肥をたっぷりとすき込みます。

根鉢を崩さないように植え付けて、支柱を立てます。植え付け後はたっぷりと水やりします。

サザンカは夏に水切れして乾燥させてしまうと、蕾が乾燥して死んでしまい花が咲かないことがあります。

西日が照りつけて良く乾く場所や、風の通り道など乾燥しやすいです。株元を敷き藁や何かで覆うなどのマルチングして乾燥を防止し、真夏には水やりを忘れないようにしましょう。

sazanka02

サザンカの剪定は花が終わった直後が良く、毎年行うのがよいでしょう。外側に向いた新芽を残して、そのすぐ上で切ると樹形が整います。

肥料は、11月と5月ごろに置き肥などを施します。

サザンカは、チャドクガというガの幼虫(毛虫)の発生が多く、主に5月と9月の年2回発生します。

チャドクガが発生したら、スミチオン乳剤を散布しましょう。

チャドクガは幼虫、成虫ともに肌に触れると(人によっては近づいただけでも)かぶれたり、発疹が出ることがあるため注意が必要です。