2016年11月、「生誕100年 ターシャ・テューダー展」が開催されている弘前市のさくら野百貨店にいってきました。
※上の写真はターシャさんの庭の一部を再現したもの。
(展示物のなかで唯一、撮影OKの場所です。2016年11月7日撮影)
絵本作家のターシャ・テューダーさんはガーデナーとして有名ですね。
その他、生活に必要な物のほとんど手作りする自給自足の19世紀風ライフスタイルでも知られています。
生誕100年ターシャ・テューダー展 2015~2017
ターシャ・テューダーさんは1915年生れなので、生誕100年というのは去年の話ですよね。
今回、弘前市で開催されると聞いたとき「生誕100年」じゃないけれど?と思っていたのですが。
日程をみたら展示会は去年からずっと全国各地を回っていたのでした。
始まったのは2015年3月の松屋銀座から。
それからずっと全国各地を巡回していて、2016年に入ってからは1ヶ月~1ヶ月半に1回くらいのペースで開催されていました。
そして、今回(10月22日~11月13日)、青森県弘前市のさくら野百貨店での開催となったわけです。
ちなみに、2017年1月は新潟三越の予定だそうですよ。
3年もかけて全国各地を回ってくれるなんて日本のファンにとって喜ばしいことですね。
ターシャ・テューダー展の展示品について
ターシャさんが書いた絵本の原画が展示されていました。
私が、ターシャさんのことを知ったのはNHKの番組がきっかけなので、ガーデナーというイメージが大きいです。
絵本作家だと知ったのは随分と後のこと。
絵本や挿絵をじっくりと見たのは初めてでしたが、見ているだけで暖かい気持ちになる絵ですね。
そのほか、愛用の食器や家具、雑貨、ガーデニンググッズなどの数多くの品々が展示されていました。
手作りのロウソクもありましたが、秋に1年分をまとめて作ったのだそうですよ。
自給自足とはいいますが、いったい何十本作ったんでしょうね。
彼女が作ったという縫いぐるみや人形も飾られていました。
毛糸のポンポンで作ったようにみえるウサギもあって、私も作ってみたくなりました。
また、日本初公開だというドールハウスも展示されていました。
写真でみたことはありましたが本物が見られて感動です。
実物の4分の1のサイズで作られたというドールハウスは思ったよりも大きく、精巧に作られていて素晴らしかったです。
ドールハウスの中にいた2体の人形は、関節がちゃんと動くような作りになっているということ。
洋服も丁寧に作られたもので素敵でした。
ターシャ・テューダーさんの名言・名文
絵本作家、挿絵画家、ガーデナー、人形作家、そして動物たちに囲まれながら自給自足の生活をしていたターシャさん。
自給自足は無理としても憧れる部分は多いです。
ガーデナーとしての彼女も素敵ですが、私は「楽しみは創りだせるもの」というブレない生き方に特に惹かれます。
名言集を読むと元気をもらえます。
それにしても県内での開催場所が地元だったのは幸運でした。
県内であっても隣の市だったら出掛ける時間がとれなかったでしょう。
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ターシャテューダーさんの庭について
「ターシャ テューダーの言葉」の感想
2016年11月上旬の天候など
今週は暖かい月曜日から始まり、週の半ばの初雪、そして週末の小春日和と寒暖の差が非常に激しい一週間でした。
ギボウシの葉も一気に枯れてしまいました。
近所の庭木も雪囲いをしているところが増え始めました。
我が家もそろそろ雪囲いしたほうがよいのかもしれません。
ただ、ドウダンツツジの紅葉がきれいなので囲ってしまうのがもったいない気もしています。