
関東、関西、全国で最大規模のカタクリ群生地の名所情報と例年の見頃時期をまとめました。
カタクリの花は気温が17℃以下のときや雨の日は閉じたままです。
出かける前に天気予報を確認しておくとよいでしょう。
関東でカタクリが群生している場所

清水山の森(東京都)
白子川流域の斜面林にカタクリ群生地があります。
自生地を保護するため開花期のみ開放。
例年の見頃は3月下旬から4月上旬。
住所:東京都練馬区大泉町一丁目6番
城山かたくりの里(神奈川県)
南関東随一、30万株のカタクリの自生地があります。
個人所有地のため花が咲く春のみ一般公開しています。
開園期間:毎年3月第2土曜日~4月第3日曜日
住所:神奈川県相模原市城山町川尻4307
カタクリ山公園(栃木県)
関東最大規模のカタクリ群生地です。
ミズバショウやザゼンソウなども見られます。
見頃は3月下旬~4月中旬。
住所:栃木県那珂川町三輪745-1
弟富士カタクリ園(埼玉県)
武州日野駅裏側、弟富士山山麓北斜面にあるカタクリ園です。
遊歩道が整備されています。
花期は3月下旬~4月中旬。
住所:埼玉県秩父市荒川日野976-1
関西でカタクリが群生している場所

大和葛城山カタクリ群生地(大阪府)
春のツツジ、秋のススキが有名ですが、4月にはカタクリの花やギフチョウの姿を楽しみに多くの人が訪れます。
大和葛城山(やまとかつらぎさん)は、奈良県御所市と大阪府南河内郡千早赤阪村との境に位置する標高959.2mの山である。単に葛城山と呼ばれることもある。大阪府最高峰であり、日本三百名山にも選定されている。出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
清住かたくりの里(兵庫県)
関西最大級のカタクリの花の密集群生地。
3月下旬から4月上旬が見頃です。
「かたくりまつり」が開催され、紫の絨毯を敷き詰めたような光景が楽しめます。
住所:兵庫県丹波市氷上町清住
全国で最大規模のカタクリ群生地

かたくり群生の郷(秋田県)
西木町特産品である西明寺栗の栗園にあるカタクリの群生地。
広さは約20ha。密度・規模ともに日本最大級です。
例年の見頃は4月中旬。
4月中旬から5月上旬にかけて「八津・鎌足 かたくり群生の郷」が開園されます。
住所:秋田県仙北市西木町小山田字八津・鎌足
カタクリは代表的なスプリング・エフェメラル

スプリング・エフェメラル(Spring Ephemeral)とは早春に葉を出してすぐに花を咲かせ夏には枯れてしまう植物のこと。
短い期間だけ地上に姿を現すことから春の妖精とも呼ばれます。
・早春に芽を出し、花を咲かせ、種や実を付ける
・葉で光合成を行い地下茎や球根に栄養を蓄える
・初夏には葉や茎が枯れて地上から姿を消す
・翌年の春まで地中の地下茎や球根の状態で休眠
地上に出ている期間は2ヶ月足らず。
およそ10ヶ月も休眠する理由は生育場所の環境にあるそうです。
※落葉広葉樹とは冬になると葉を落とす樹木のこと
※林床とは森林の地表面のこと
落葉樹の日照量は季節によって変化します。
・早春、落葉樹の葉が出る前は根元まで日光が十分届く(日当たりの良い場所)
・新芽が出てくるにつれ根元まで届く日光の量は減り暗くなる
・初夏、葉が茂るころには根元に日光が届かない(日陰の場所)
初夏以降は日陰でも育つ植物が生い茂ってきます。
スプリング・エフェメラルは早春から2ヶ月ほどの間だけ日当たりが良い環境に適応することで生き残ってきた植物といえるでしょう。
代表的な植物には、フクジュソウ、キクザキイチゲなどがあります。
参考サイト:ウィキペディア

カタクリはユリ科の球根性多年草。
花が咲くまで7~8年かかるといわれています。
・2~7年目 1枚の葉が少しずつ大きくなる
・8年目 2枚の葉になり、その年に初めて花を咲かせる
光合成できる期間が短いので花を咲かせるだけの栄養を蓄えるのに長い時間がかかります。
また、花を咲かせた翌年もかならず咲くとは限りません。
栄養が足りなければ葉を出すだけで、翌年に備えるのだそうです。
さいごに

カタクリの名所と見頃について調べたことをまとめました。
子供のころに青森県黒石市のカタクリを見に出かけたことがありました。
紫色の花が一面に咲いているようすは、まさに絶景。
それ以来、特別な花というイメージをもっています。
もう一度、訪れてみたいと思いつつ見逃し続けています。
鉢植えで育ててみるのもよいかもしれません。
ちなみに、我が家の春の妖精はキクザキイチゲ。
誰が植えたのか分かりませんが放っておいても花を咲かせてくれます。

