早咲きで有名な熱海梅園の梅の花。
見頃と開花状況、熱海梅園梅まつり2019の開催期間・アクセス・駐車場・混雑状況を紹介します。
熱海の梅が早咲きの理由も調べてみました。
目次
熱海梅園(あたみばいえん)の基本情報
日本一早咲きの梅と遅い紅葉で有名な熱海梅園は静岡県熱海市にあります。
開園は1886年(明治19年)。
内務省の初代衛生局長、長与専斎(ながよせんさい)氏の提唱により造成されました。
敷地は約12,000坪。
樹齢100年を超える古木を含めた59品種・472本の梅や約380本の紅葉樹が植えられています。
・1月中旬~3月中旬「熱海梅園梅まつり」
・6月上旬~中旬「ほたる観賞の夕べ」
・11月中旬~12月上旬「もみじまつり」
梅に始まり、桜、新緑、紅葉と、四季を通して楽しめる庭園です。
住所:静岡県熱海市梅園町8-11
定休:無休
料金:無料(梅まつり期間中のみ有料)
熱海梅園の梅の花の見頃と開花状況!
見頃時期:2月中旬
早咲き・中咲き・遅咲きと順に開花していくので、長い期間花を楽しめるのが特徴です。
ちなみに、熱海梅園で本数が多い品種は次のようになっています。
八重寒紅(やえかんこう)
八重野梅(やえやばい)
白加賀(しろかが・しらかが)
冬至梅(とうじばい)
長束(なつか)
【梅の開花状況】
2019年1月17日現在
全体(59品種・全472本)306本開花→1.85分咲き
上記のうち
・早咲き(全271本)250本開花→2.99分咲き
・中咲き(全104本)51本開花→0.57分咲き
・遅咲き(全97本)5本開花→0.03分咲き
入口付近は見頃になっています。
開花している品種:八重野梅、冬至梅、玉牡丹、八重寒紅、増井緋梅、紅冬至、未開紅など
開花状況は公式サイトで確認できます
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あたみニュース - 熱海市観光協会 公式観光サイト
梅の品種についてはこちらの記事でも書きました
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梅の花はどんな香り?梅の花の香りの良い品種は?
梅の花が美しく見れる期間中には梅まつりが開催されます。
時期をずらして行けば違う品種の花が楽しめるのも魅力ですね。
「梅まつり」期間中、何度も足を運ぶ人も多いそうですよ。
熱海梅園梅まつり2019の見どころ
開催期間:2019年1月5日(土)~3月3日(日)
開催時間:8:30~16:00
会場名:熱海梅園
定休:なし
料金:一般300円、団体(11名以上の場合)200円、市民・熱海市内宿泊者100円、中学生以下無料
【見どころ】
●梅園六名木
1.三つ子樟(みつごくす)
2.腰掛欅(こしかけけやき)
3.石割榊(いしわりさかき)
4.根なし梅
5.供養梅
6.貫一、お宮の梅
熱海といえば尾崎紅葉の小説「金色夜叉」の舞台としても知られていますね。
「貫一、お宮の梅」は小説の中で貫一とお宮が梅園で出会ったことにちなんで名付けられたそうです。
●梅園五橋
梅園の中には初川が流れ「梅園五橋」と呼ばれる橋が架かっています。
正面入り口から、漸佳(ざんか)・迎月(げいげつ)・雙眉(そうび)・駐杖(ちゅうじょう)・香浮(こうふ)。
撮影スポットとしても人気が高く、特に「香浮橋」周辺は絶景といわれています。
●梅見の滝
梅園の奥にある高さ13メートル、幅28.5メートルの人工滝です。
滝の裏側から梅を眺めることができます。
そのほか、園内には「中山晋平記念館」「韓国庭園」が、そして隣には「澤田政廣記念美術館」があります。
【梅まつり期間のイベント】
まつり期間中は土産店や足湯もオープン。
園内各所で毎日大道芸が披露されます。
また、土日祝は甘酒無料サービス・落語会・熱海芸妓連演芸会などのイベントも実施されます。
公式サイトでイベント情報を確認してからお出かけするのがオススメです。
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あたみニュース - 熱海市観光協会 公式観光サイト
熱海梅園梅まつりのアクセス・混雑は?
◆アクセス
JR熱海駅から「相の原団地」行きバスにて約15分→「梅園」下車
JR熱海駅より伊東線にて約3分→JR来宮駅下車→徒歩約10分
来宮駅からは急勾配の坂道を600mほど登ります。
かなりきつい坂道なので歩きやすい靴を履いたほうがよいでしょう。
◆駐車場:イベント開催時のみ(100台 有料)
梅の見頃に入ると、周辺道路・駐車場の混雑が予想されます。
梅園の駐車場が満車になってしまい入れない可能性も!
市営駐車場を利用するなど事前にチェックしておきましょう。
公共交通機関や無料シャトルバスの利用がおすすめです。
熱海の梅が早咲きの理由!あたみ桜も一緒に楽しもう!
熱海梅園の梅は日本一の早咲きとしてニュースで紹介されることも多いですね。
なぜ、早咲きなのでしょう?
・温暖な気候である
・地下から湧き出る温泉の熱が関係している
・「八重野梅」や「冬至」など早咲きの品種が多い
などがその理由として考えられているそうですよ。
そして、梅の開花時期には早咲きの「熱海桜」も一緒に見られるのだとか♪
熱海の糸川沿いや海浜公園では1月後半から早咲きの熱海桜が開花。
「糸川桜まつり」が、2019年1月12日から~2月11日まで開催されます。
早咲きの梅と桜、一足早い春を堪能してみてはいかがでしょうか。
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