基本的にギボウシには害虫は少ないといわれています。
しかし、新芽が出始める時期には葉が食べられてしまうこともあるそうです。
春にギボウシの葉が食べられてしまったので今後のために害虫の種類と対策について調べたことをまとめてみました。
ギボウシにつく害虫の種類と対策
◆アブラムシ
若葉やツボミ、花茎に発生することがあります。
ウイルス病を媒介するので発見した場合は速やかに駆除して下さい。
予防として粒剤の殺虫剤を株元に撒いておくとよいでしょう。
◆ネコブセンチュウ
根にコブをつくり養分を吸い取るので株の成長が衰えます。
植え替え時にコブを見つけたら病変のある根を切り捨てて新しい用土で植え替えて下さい。
◆ナメクジ
新芽や花を食害します。
株元にナメクジ用忌避剤を散布するなどして早めに駆除しましょう。
◆アオムシ、ヨトウムシ類
新芽だけでなく古い葉も食害し、大きい穴があくこともあります。
オルトランという薬剤を根元に少量ばらまくのが効果的です。
ギボウシ栽培記録【葉に青虫がつく】
鉢植えのギボウシ(ハルシオン)に、水やりをしようと思ったら、葉が妙に透けていました。
裏返してみたところ、青虫発見!
数日前に、ギボウシ(サンパワー)の株元が食べられた跡をみつけ薬剤散布したばかりだというのに。
同じ犯人でしょうか。
食べられて見ばえが悪くなった葉は切り取ってしまいました。
基本的にギボウシにつく害虫は少ないものだと思っていたので対策をしていませんでした。
これからは予防として春に薬剤を散布しておいたほうがよいのかもしれません。
ギボウシ栽培記録【株分けと植え替え】
昨年、購入した苗で植え付けから1年しか経っていませんが、根がビッシリで、なかなか鉢から取り出せませんでした。
これが根が回ったという状態なのでしょう。
長く伸びた根を半分くらいに切り詰めて、ふたつに分け、ひとつは再び鉢植え。
もうひとつは庭植えにします。
深めの鉢に植えていた斑入りの品種ですが、鉢に合わせたように根が長く伸びていました。
↓ ↓ ↓
考えてみたら、放置状態のギボウシをきちんと管理して育てるようになってから5年くらい経ちますが、ずっと地植えでした。
鉢植えで育てたのは昨年が初めてです。
なので、今まで根の広がり方について特に意識したことがなかったんですね。
根の伸び具合をみると、鉢植えの場合、植え替えは毎年おこなったほうが、結果的には楽できるかな?と感じました。
1年おきだと、鉢から取り出すのに、もっと苦労しそうです。
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