ベゴニアの仲間のシュウカイドウ(秋海棠)は葉の形が特徴的ですね。
花のない季節でもハート型をしている葉を楽しむことができるので日陰の庭でも重宝します。
今回はシュウカイドウの葉が夏場に黄色く枯れたり葉焼けする原因と対策を紹介します。
シュウカイドウの葉が枯れる原因は?
もともと、半日蔭を好む植物なので落葉樹の木陰や午前中だけ日が当たるような場所が適しています。
夏の直射日光があたる場所ではシュウカイドウの葉は黄色くなったり葉焼けすることがあります。
鉢植えの場合では、葉が黄色く枯れる原因は、水不足、あるいは、逆に、水のやり過ぎも考えられます。
シュウカイドウはベゴニアの仲間なので、水のやり過ぎと水不足の両方に弱いです。
適度な湿気を好むので乾燥させないように注意が必要ですが、水をやり過ぎると根腐れします。
一般的な鉢植えの植物と同じように、土が乾いてからタップリと水を与えるようにしましょう。
シュウカイドウの花を長く楽しむコツ
9月になると、短くなった昼間の長さを感じとり、休眠の準備を始め、ムカゴをつくり始めます。
しかし、夜も明るい環境に置くと、秋が訪れたことに気づかないまま、生育と開花を続けます。
この性質を利用して花を長く楽しんでみましょう。
鉢植えは9月に入ったら、夜9時ころまで外灯の下など明るい場所に置くことで花を咲かせ続けることができます。
シュウカイドウの栽培記録【葉焼け】
シュウカイドウを庭のあちこちに植えて育てています。
1日中、日が当たる場所にあるシュウカイドウが葉焼けしてしまいました。
今年の夏は特に晴れの日が多く日射しが強かったことが影響したようです。
9月に入り、少しずつ日射しが弱まってきたので、これ以上は悪化しないと思うのですが。
来年のことを考えると庭木の根元など半日陰の場所に移動したほうがよいのかもしれません。
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