多肉植物ミセバヤの特徴と種類、育て方!【栽培記録まとめ】

ミセバヤの花

ミセバヤは古くから栽培されている古典園芸植物のひとつ。

花も紅葉も美しく丈夫で手間がかからないので初心者にも育てやすいのも魅力です。

今回は、ミセバヤの特徴と種類、育て方のポイントと栽培記録を紹介します。

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ミセバヤの特徴

ミセバヤ

日本原産のベンケイソウ科の多肉植物、セダムの仲間です。

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ミセバヤという名前は「見せたい」という意味の古語が変形したものといわれています。

筑波実験植物園の説明では以下のように紹介されていました。

18世紀末に出版された柳原紀光の「閑窓自語」によると吉野山の法師が奥山で見つけて和歌の師匠に贈ったがその添えた詞の「君にみせばや(誰に見せようかという意)」から命名
出典:http://www.tbg.kahaku.go.jp/

別名、タマノオ(玉緒)とも呼ばれます。

開花期は10~11月。

10~30㎝程度に垂れ下がるように伸びた茎の先にピンクの小花を球形に咲かせます。

秋になると紅葉、冬になると葉が落ちて地上部は枯れてしまいます。

主な種類

ヒダカミセバヤは北海道東部の海岸や山地の岩場に生える小型種です。

エゾミセバヤは北海道の山地の岩場に見られる小型種。カラフトミセバヤとも呼ばれます。

ツガルミセバヤは青森県や秋田県の山地の岩場に生える大型種。花色は白。

ミセバヤの育て方

鉢植えのミセバヤ

苗の植え付け適期は3月下旬~4月。地植えでも鉢植えでも育てることができます。

鉢植えに使う用土は市販の山野草培養土など水はけのよいものを使います。

成長すると茎が下に垂れていくので少し高さのある鉢を選ぶとよいでしょう。

日当たりと風通しの良い場所で管理します。

水やり

地植えの場合は、特に水やりの必要はありません。

鉢植えの場合は、土が乾いてから与えます。

水の与え過ぎで過湿になると根腐れを起こすことがあるので注意してください。

肥料

地植えの場合は肥料を与える必要はありません。

鉢植えの場合は春に緩効性化成肥料を少量与えます。

植え替え・株分け・増やし方

適期は4月頃です。

鉢植えの場合は、2年に1回を目安に行います。

ひとまわり大きな鉢に植え替えましょう。

同じサイズの鉢に植え付ける場合は株分けを行います。

1株に3芽くらい付くように手で分けて植え付けます。

株は挿し芽でも増やすことが出来ます。

茎を3~4節程度の長さで切り取って鉢などに挿します。

霧吹きなどで用土を湿らせる程度に水やりをし根が出るまで明るい日陰で管理します。

病害虫

病気は特にありません。

害虫では、アブラムシ、ナメクジ、アオムシ、ダンゴムシなどが発生することがあります。

新芽が伸び始めた頃から8月まで定期的にオルトラン粒剤などで予防しておくとよいでしょう。

冬越し

秋のミセバヤ
晩秋、地上部が枯れるころに根元に新芽が出てきます。

ミセバヤ根元の新芽
この新芽の状態で冬越しをします。

寒さには強いので寒冷地の屋外でも防寒対策の必要はありません。

4月のミセバヤ
雪に埋もれてしまっても春になると新芽が成長をはじめます。

エッチュウミセバヤの栽培記録

エッチュウミセバヤは富山県の河川上流の山岳地帯に自生する種類です。

4月のミセバヤ
※2017年4月8日撮影

3月から4月にかけて新芽がグングン伸びました。

5月のミセバヤ
※2017年5月3日撮影

開花前に葉が赤くなって落ちる

ミセバヤ
※2017年5月23日撮影

株元の葉が紅葉、枯れた葉もみられます。

屋外の日当たりのよい場所に置いていたのですが日差しが強すぎるのかもしれません。

半日陰の場所に鉢植えを移動しました。

ミセバヤ20170713
※2017年7月13日撮影

5月と比べると茎が1.5~2倍くらいの長さになっています。

ミセバヤ20170713
ツボミが出来ていました。

ミセバヤ20170713
次々に葉が落ちて株元がスカスカしてきたのが気になります。

7月のミセバヤ
※2017年7月26日撮影

調べてみたところ落葉の原因は2つあるようです。
・根詰まり
・水やり(与えすぎ、あるいは不足)

水やりは控えめにして乾燥気味に管理していました。

なので、考えられるのは根詰まりということになるのでしょう。

【追記】
8月27日、植え替えしました。

前回の植え替えから1年経っていないのに鉢から取り出してみると細かい根がビッシリ。

植え替えは毎年行ったほうがよさそうです。

害虫被害

ミセバヤ

8月、ツボミと葉が食べられてしまいました。ツボミは8割ほどなくなっています。ほぼ全滅状態。

茎の先端にクモの糸のようなものがついていて、中に虫がいるのを確認。

「ベンケイソウスガ」というミセバヤやベンケイソウを専門に食べる虫がいるそうです。

クモの糸のようなものを出して巣を作るのだとか。

我が家のミセバヤを食べてしまった犯人はこの虫だと思われます。

来年は「オルトラン」を散布して予防と対策したほうがよさそうです。

◆食害後の作業
・食べられてしまったツボミ部分と葉を切り取る
・株が枯れてしまった場合にそなえて挿し芽で増やす

◆挿し芽の生育状況
挿し芽したミセバヤの新芽

8月8日:被害のなかった茎の真ん中部分を切り取り土に挿す。
8月25日:新芽を確認。

食害の被害にあったときは1年前の秋に購入したときと同じように花を楽しむことは無理。

もしかしたら、全く花が咲かないかもしれないと諦めかけていたのですが…。

ミセバヤのツボミ

大きくなってきたツボミをみると、ひとつでもいいから咲いてほしいなと欲が出てしまいます。

ツボミをみつけて喜んでいた3週間後に、こんなことが起こるとは…。

【追記】
花後のミセバヤ

花後のミセバヤです(2018年11月3日撮影)。

鉢植えは紅葉していますが、地植えの葉は緑色のままです。

花後のミセバヤ

育ててみた感想

椿の根元に植えたミセバヤ
この記事は、ミセバヤの特徴と育て方、栽培記録について書きました。

【2016~2020年 栽培の記録】
2016年10月:楽天で苗を購入。鉢植えで管理。
アリ除け効果を期待!タンジーとヘンルーダの苗を購入

2017年7月:開花前に落葉。
2017年8月:ツボミと葉が食べられる。
2019年10月:鉢植えの生育が悪いので地植えにする。
2019年のガーデニング作業まとめ【ミセバヤ・ギボウシ・ヘンルーダなど】

2020年:地植えのまま。放置状態でもたくさんの花を咲かせる。

日本原産だけあって丈夫で育てやすい植物。

地植えにすれば放置状態でもたくさん花を咲かせてくれます。

挿し芽での増やし方も簡単でした。

害虫予防にオルトランを散布しておくと安心です。

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