イベリスの特徴と育て方!夏越し・冬越しのポイントは?

イベリスの花

イベリスは春に小さくて可愛らしい花を咲かせる植物です。

今回は、イベリスの特徴と夏越し・冬越しなど育て方のポイントを紹介します。

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イベリスの特徴

地植えのイベリス

イベリスは、イベリア半島~地中海沿岸が原産地、アブラナ科の植物です。

名前はイベリア半島に自生していることが由来となっています。

英名はキャンディタフト(Candytuft)で「お菓子の花」という意味です。花の咲く様子から名付けられました。

和名は「マガリバナ(屈曲花)」。茎が日の当たるほうへ曲がってしまう性質から名付けられたといわれています。

その他、トキワナズナ、トキワマガリバナとも呼ばれます。

草丈:20~40㎝
開花期:4~6月
花色:白、赤、ピンク、紫

花びらは4枚ついていますが外側2枚が大きく内側2枚が小さくなっているのが特徴です。

イベリスには一年草の品種と多年草の品種があります。

一年草タイプ

ウンベラータ

一年草は夏越しできず、花が咲いた後、暑くなると枯れてしまいます。

代表的な品種には「ウンベラータ」や「アマラ」などがあります。

多年草タイプ

◆センペルビレンス

「宿根イベリス」の名前で販売されることもあります。

草丈は20~30㎝程度。株を覆うように白い花を一面に咲かせます。

水はけのよい所に自生しているのでロックガーデンに利用されるほか、グラントカバーにも使われます。

イベリスの育て方

イベリスの花

日当たりと水はけのよい場所で管理します。

春に出回るポット苗を購入して植え付けましょう。

地植えの場合は、事前に、腐葉土、苦土石灰、緩効性肥料を土に混ぜ込んでおきます。

鉢植えの場合は、市販の草花用培養土を使います。

ポットから苗を取り出したら根についた土を崩さないようにして植え付けてください。

水やり

地植えの場合は、特に水やりの必要はありません。

鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。

過湿を嫌うので、乾燥気味に育てるのがポイントです。

肥料

肥料はあまり多く必要としません。

与え過ぎると茎がヒョロヒョロと伸びたり花つきが悪くなることがあります。

植え付ける時に元肥として緩効性肥料を与えたあとは、生育をみながら液体肥料を補助的に与えます。

花がら摘み・切り戻し

咲き終わった花がらは摘み取ります。

梅雨時は株が蒸れて枯れやすくなります。

花が終わったら切り戻しをして風通しを良くしておきましょう。

増やし方

多年草のセンペルビレンスは、挿し芽で増やすことができます。

適期は5月頃です。

枝を5~10cmほどの長さに切り、下のほうの葉を数枚取って、その節が土に埋まるように挿します。

切り戻しの際にカットした枝を挿し穂にすることもできます。

土を乾かさないようにして半日陰で管理すると1ヶ月ほどで根がでてきます。

イベリスの夏越し・冬越し

イベリス

夏越し

高温多湿が苦手で、暖地では夏を越せずに枯れることもあります。

梅雨が近づいてきたら徐々に水やりの回数を減らし乾燥気味に管理しましょう。

切り戻しをして、風通しを良くしておくことも大切です。

冬越し

寒さには強く、-10℃まで耐えます。

ただ、霜に当たると枯れてしまうことがあります。

鉢植えの場合は軒下などに移動させ、地植えの場合はマルチングで霜よけしましょう。

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さいごに

イベリスの鉢植え

今回は、イベリスの特徴と夏越し・冬越しなど育て方について調べたことをまとめました。

別名キャンディータフトと呼ばれるように可愛らしい花と甘い香りを楽しむことができたら素敵ですね。

いつか、ロックガーデンを作ってみたいと思っているのですが、その時に植える植物の候補にいれておきたいです。

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ところで、寒さには比較的強いそうですが、寒冷地で地植えの場合、雪に埋もれてしまっても大丈夫なのか気になります。

冬越しさせるには鉢植えで育てて寒くなったら屋内に取り込んだほうが安心かもしれません。

苗を1つ購入して鉢植えで育てて、挿し芽で増やしてから地植えで冬越しできるか試してみるというのはどうでしょうか。

ちなみに、センペルヴィレンスという名前は多肉植物のセンペルビブムを連想させます。

調べてみると、センペルヴィレンス(sempervirens)はラテン語で、常に(Semper)、緑(virens)。

つまり「常緑の」という意味です。

一方、センペルビブムは同じくラテン語で、常に(Semper)、生きている (vivus) という意味だそうです。

ここで、「どうして学名はラテン語なのか?」という疑問がでてきましたが、それについては改めて調べてみたいと思います。

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