キャンドルリリー(エレムルス)は長い花茎に小さな花を密集させて咲かせる様子が特徴的な植物です。
球根はクモのようなユニークな形をしているんですよ。
今回はキャンドルリリーの特徴と植え付け時期など育て方のポイントを紹介します。
キャンドルリリー(エレムルス)の特徴
キャンドルリリー(エレムルス)は中央アジア原産、ユリ科の秋植え球根です。
開花期:5~7月
花色:白、黄、橙、桃、クリーム色など
草丈:1~2m
長い花茎を伸ばし、ほっそりとした花序に小さな花を密集させて咲かせます。
すべての花が揃って咲くことはなく、先に咲いた花が萎みながら下から上へと順に咲き進んでいきます。
切り花やアレンジに使われることも多い植物です。
花言葉:大きな希望、高き理想、逆境
キャンドルリリー(エレムルス)の植え付け時期と方法
植付け適期は10~11月です。
背が高くなるうえに場所をとります。
地植えの場合は、広く明るい場所を選んで植え付けましょう。
植え付けの深さ:10~15cm
植え付けの間隔:50~60cm
鉢植えの場合は、深さ10cm、10号鉢に1個を植え付けます。
球根の太い根には栄養分が蓄えられています。
植え付ける時は折らないように気をつけましょう。
キャンドルリリー(エレムルス)の育て方
日当たりと水はけのよい場所で育てます。
地植えの場合、特に水やりは必要ありません。
鉢植えの場合は、土が乾いてから水を与えます。
花は3~4週間楽しむことができます。
球根を消耗させたくない場合は早めに切り花にして室内で楽しむとよいでしょう。
病害虫は特にありません。
花が咲き終わると徐々に葉先から茶色くなり始め休眠します。
葉が枯れたら球根を掘り上げ、軒下など風通しのよいところに吊るして乾燥させます。
乾燥後~秋に植え付けるまでの間はバーミキュライトに埋めて保存します。
キャンドルリリー(エレムルス)の栽培記録
増えすぎて植える場所がないからと球根をもらいました。
そこで、今回はキャンドルリリー(エレムルス)の特徴と育て方について調べたことを忘れないように書いておくことにしました。
それにしても独特な形をしていますね。球根というよりクモのようです。
寒さに強い反面、暑さには弱いので寒冷地向きの植物だそうです。
丈夫で初心者にも育てやすいというのが嬉しいですね。
とりあえず、庭の空いている場所に植え付けてみました。
この時に、失敗したことが2つ。
1つ目は、クモの足のような根を丸めるようにして植え付けたのですが、この時に根の一部を折ってしまいました。
2つ目は、水はけがよくない場所に植え付けてしまったこと。
春になったら無事に成長して花を咲かせてくれるでしょうか。
【追記】
翌年、6月に花が咲きました。
名前も球根を植えたことも忘れていたようです。
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名前の分からない植物たち【2014年 春】