ニワフジ(庭藤)は、紅紫色のフジに似た花を咲かせる樹木です。
剪定時期など育て方のポイントを紹介します。
ニワフジの特徴
マメ科の落葉低木で、日本・台湾が原産地です。
別名、イワフジとも呼ばれます。
5~6月頃に紅紫または白色のフジに似た花を咲かせます。
ただし、フジとは違い蔓を伸ばしません。
樹高は30~60cmくらいになります。
庭木として植えられるほか、鉢植え、盆栽仕立てで販売されることもあります。
フジに似た花とその姿の美しさから、日本庭園にもよく植えられる植物です。
暑さ、寒さに強く丈夫なので初心者でも育てやすいと思います。
ニワフジの育て方
日当たりと水はけのよい場所を好みますが半日陰でも花を咲かせます。
鉢植えの植え替えは2~3年に一度を目安に行います。
病害虫は、ほとんど発生しません
水やり
鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
地植えの場合は、特に必要ありません。
肥料
芽出し時と花後に1回ずつ、緩効性の固形肥料を施します。
ニワフジの剪定時期・方法
自然に樹形がまとまるので特に剪定をする必要はありません。
伸びすぎた枝や混みあった枝を切り詰める程度にします。
落葉しているときが適期です。
ニワフジの鉢植え 栽培記録
ニワフジの鉢植えをもらいました。
なんだか、最近、宿根草とかもらうことが多いのです。
実は、増えすぎて処分に困ったというのが理由ではないかと思っているのですが…。
鉢植えのままでおくか、地植えするか迷っているうちに適期を逃してしまったようです。
6月下旬となりましたが、ここ数日、一気に気温が上昇して30度前後の日が続いています。
日差しが強く夏のようなので、鉢植えの植物も半日陰に移動させた方がよいのかもしれません。
先週、シュウカイドウを植え替えたのですが暑さで枯れかけています。
あと一週間早く植え替えしておけば良かったと思ったものの、天気のことはどうにもできませんね。
天気予報によると来週はぐっと気温が下がって平年並みになるということですが、生き延びてくれるかどうか…。
失敗しちゃったのかもしれません。