クリスマスローズは、花の少ない季節に庭を彩ってくれることから年々人気が高まっている植物です。
冬になると公園や庭で見かけることも増えてきました。
名前のイメージから「クリスマスの時期に咲くバラ」と思っている方も多いかもしれません。
実は、開花時期は品種によって違います。
今回はクリスマスローズの開花時期と開花期間について紹介します。
クリスマスローズの開花時期は?
本来、クリスマスローズはヘレボルス・ニゲルを意味します。
しかし、日本ではヘレボルス属のもの全体をクリスマスローズと呼んでいます。
ちなみに、欧米ではヘレボルスが一般的な名前です。
開花時期は品種によって異なりますが、早いものでは12月頃から咲きます。
文字通りクリスマス頃に咲くのはヘレボルス属の中のニゲルです。
白花のニゲル種は花の少ない真冬に重宝されクリスマスやお正月の花としても人気があります。
日本(関東地方)で栽培した場合、花を咲かせるのは1~3月です。
・ニューハイブリット⇒1月
・ガーデンハイブリット⇒2月
このように、全体を通して冬場に咲くことが一般的です。
クリスマスローズの開花期間は?
寒い時期に花を咲かせ続ける植物にはパンジーがありますね。
パンジーは次々と花を咲かせますが、1つの花の開花期間は短いです。
そのため、咲き終わった花を取る作業が欠かせません。
その点、
クリスマスローズの場合は、一輪が1ヶ月ほど咲き続けるので手間があまりかかりません。
乾燥にも強く、特に鉢植えの場合は水のやりすぎに注意が必要なほど。
地植えなら冬季は水をやる必要はありません。
寒冷地での開花時期は?
青森でも、毎年1~3月になると各地でクリスマスローズの展示即売会が開かれます。
寒冷地でも十分に楽しめる植物ということで、最近、特に人気が高くなってきたようです。
鉢植えなら真冬でも楽しむことが出来るというのが人気の理由のひとつかもしれません。
県内にあるクリスマスローズ園のサイトによると積雪地では地植えしたものは雪解けから6月まで花が咲き続けるとのことでした。
ずいぶんと長い期間、花が楽しめるんですね。
クリスマスローズは、ホームセンターや花屋さんの店先で見かけるたびに買おうかな、と迷ってしまう植物のひとつ。
開花株は少し値段が高いので、小さくて値段が安い株にしようかと考えています。
ただ、小さい株は、花が咲くまでに2~3年かかるとか。
小さい株を買って生長するのを気長に待つか、それとも今年から花を楽しむか、悩むところです。
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