クンシランは美しい花とツヤのある葉が特徴の植物です。
長く育てていると鉢から根がはみ出してきたり子株ができて鉢が窮屈になります。
この記事では、クンシランの植え替え時期と方法、株分けの仕方について紹介します。
クンシランの植え替え時期と方法
植え替えの適期は花が咲き終わった5月頃。
植え替えずに放置しておくと鉢から株が抜けないほどパンパンに根が張ることもあります。
2~3年に1回の目安で行いましょう。
植え替え方法
根が太く折れやすいので注意が必要です。
植え替える数日前から水を控えて乾燥気味にしておくことで根が折れにくくなります。
根が張っていると鉢から抜きにくいことがあります。
その場合は鉢の周りを叩くと抜きやすいので試してみてください。
株を抜いたら古い土を落とし傷んだ根があれば取り除きます。
鉢は、ひとまわり大きいものを選びましょう。
クンシランは高温多湿が苦手で水はけのよい用土が必要です。
土の配合は、赤玉土(小粒)3割:軽石または日向土(微粒)3割:腐葉土4割がおすすめです。
しかし、1鉢しかないという場合は土が余ったり足りなかったりということもあり効率的ではありません。
市販のクンシラン専用の土を使うのがオススメです。
ムダがでませんし、なにより簡単です。
植え替えが終わったら、仕上げにたっぷりと水を与えましょう。
クンシランの株分けの仕方は
親株のそばに子株ができた場合、そのまま大きなサイズの鉢に植え替えて育てても大丈夫です。
数本の花茎が伸び、ゴージャスな花姿が楽しめますよ。
同じサイズの鉢で育てたい場合は、植え替えと同時に株分けを行いましょう。
株分けは子株の葉の数が8枚を超えているのを目安にするのがよいといわれています。
株を鉢から抜き出したら、用土を丁寧に落とします。
親株と子株はよく切れるナイフを準備し、根や茎をできるだけ傷めないように気をつけながら切ります。
子株には根が3本以上つくようにします。
切り口はそのままでもかまいませんができれば殺菌剤を塗ったほうがよいでしょう。
親株と子株は、それぞれ根の量にあったサイズの鉢を用意し植え付けます。
栽培記録【植え替えにチャレンジ】
9月に入ってから鉢からはみ出してきたクンシランの根が目立つようになりました。
そろそろ、植え替え時期なのかなと思っています。
クンシランの植え替えはやったことがないのでちょっと不安です。
今回調べたことを参考に、来年の春にチャレンジしてみたいと考えています。
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