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ビカクシダ(コウモリラン)の特徴、種類、育て方!冬越し・夏越しの方法は?

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ビカクシダ(コウモリラン)

ビカクシダ(コウモリラン)は独創的なフォルムからインテリアグリーンとして注目されている観葉植物。

ハンギングにして楽しむのがオススメです。

今回は、ビカクシダ(コウモリラン)の特徴や種類、育て方、冬越し・夏越しの方法について調べたことをまとめました。

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ビカクシダ(コウモリラン)の特徴

ビカクシダ(コウモリラン)

ビカクシダは、オセアニア、南米、東南アジア、アフリカの熱帯に自生しているシダの仲間です。

一般的にコウモリランと呼ばれることが多いですが、学名ではプラティケリウム、和名ではビカクシダ(麋角羊歯)といいます。

※「麋」は大鹿を意味します。

葉が鹿の角やコウモリの羽に似ていることから名づけられました。

ビカクシダは樹木に根がついて生育する着生植物で、2種類の葉をもつ独特な姿が特徴です。

ひとつは「貯水葉(ちょすいよう)」といって樹木に着生して水分や養分を中にため込む役割をします。

もうひとつは「胞子葉(ほうしよう)」といって光合成をして葉の裏に胞子をつける役割をします。

種類

世界に18種類あるといわれています。

日本で主に流通しているのはビフルカツムとウィリンキーです。

◆ビフルカツム

鉢植えにして販売されていることが多い種類です。

丈夫で乾燥に強いのでビカクシダ初心者にも向いています。

◆ウィリンキー

胞子葉が長く垂れ下がるのが特徴です。

和名では「ナガバビカクシダ」と呼ばれています。

ビカクシダ(コウモリラン)の育て方

吊るしたビカクシダ(コウモリラン)

植え方には、鉢植え・板に張り付け・ハンギングの3つがあります。

鉢植えで販売されていることが多いですがビカクシダは着生植物なのでヘゴ板などに張り付けたほうが生育がよいといわれています。

ビカクシダ(コウモリラン)の板づけ

置き場所

春から秋までは戸外の風通しのよい明るい日陰で管理します。

葉に直射日光があたらないように注意しましょう。

冬は室内の日当たりの良い場所で管理します。

水やり

鉢植えの場合は、上からかけないように注意してください。

鉢を深めの受け皿にいれて、その受け皿に水を溜めて、鉢の下側から水を吸わせるようにします。

吸い上げなくなるまで水を与え、残った水はすぐに捨てます。

木の板に張りつけている場合は、その板ごと水を張ったバケツに浸けて吸水させます。

苔玉の場合もバケツなどに水を入れ、その中に浸けてください。

肥料

春から秋にかけての生育期には、2~3ヶ月に1回、効き目がゆっくりと効いてくる緩効性化成肥料を与えます。

夏と冬に肥料は与えません。

病害虫

病気では炭そ病、害虫ではカイガラムシが発生することがあります。

ビカクシダ(コウモリラン)の冬越し・夏越しの方法

ビカクシダ(コウモリラン)のハンギング

冬越し

自生地が熱帯なので寒さには弱いです。

冬になったら戸外で管理しているものは室内に取り込み、最低気温が下回らないように管理します。

耐寒温度は、ビフルカツムは5℃、ウィリンキーは10℃というように種類によって違うので事前に確認しておいてください。

室内では日の当たる場所に置きます。

エアコンやヒーターなど暖房機器の風が当たる場所はさけましょう。

急激な温度上昇や水分の低下で枯れてしまう危険性があります。

室内の乾燥が激しいときは、霧吹きなどで葉をスプレーして湿度を保つとよいでしょう。

気温が10℃以下になると生長が緩慢になるので、水やりは少なめにします。

夏越し

暑さに関しては何℃以上あると弱るということはありません。

風通しの良い場所で管理します。

さいごに

スーパーの園芸コーナーでコウモリランという名札がついた鉢植えが販売されていました。

名前と葉の形にインパクトがありますよね。思わず二度見してしまいました。

改めてみると最低気温10℃以下にならないようにという注意書きが。

「いったい、どんな植物なのかな」と気になったので、今回はコウモリランについて調べてみました。

名前から「蘭」の仲間だと思っていたのですが、実はシダ植物。

しかも自生地は熱帯です。

温かい地域なら問題なく冬越しできて育てやすい植物のようですが寒冷地での冬越しはハードルが高そうですね。

日中は暖房があるので大丈夫としても夜間は冷え込みます。

ビニール温室に入れるという手もありますが寒さが厳しい時は温室用ヒーターが必要かもしれませんね。

ところで和名のビカクシダ(麋角羊歯)。

「麋角」について調べてみたら、面白いものをみつけました。

七十二候のひとつ「麋角解(さわしかのつのおつる)」です。

「鹿の角が抜け落ちて、春に向けて生え変わる頃」という意味。

二十四節気の「冬至」の次候にあたり、12月26~30日頃になります。

「麋」は大鹿の意味と書きましたが、具体的にはどんな鹿なのかイメージできませんよね。

角が落ちる季節は鹿の種類によって違うそうです。

日本の鹿の角が落ちるのは早春。

12月下旬に角が落ちるのはヘラジカなどトナカイ系の鹿なのだそうです。

なので「麋」はヘラジカのことであると書かれているサイトもありました。

「麋角解」はクリスマスが終わってすぐにやってくる七十二候です。

「ビカクシダ(麋角羊歯)→麋角(さわしかのつの)→トナカイの角」

はじめてビカクシダをみたときはコウモリのイメージが強かったのですが。

今ではトナカイとクリスマスを思い出してしまいそうです。

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