縁起の良い木 イチイの育て方

イチイはイチイ科の常緑針葉樹。オンコ、アララギという別名でも呼ばれます。

原産地は、北半球の温帯からマレーシア西部、メキシコで、日本では北海道、本州、四国、九州に自生しています。

葉はとがっていますが、柔らかいので触っても痛くはありません。雌雄異株で雌株に赤い果実がなります。

庭木や生垣、街路樹に利用されることが多く、盆栽にもされます。

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イチイの木の育て方

イチイは、日向でも日陰でも育ちますし、寒さ・暑さに強く、害虫がつきにくいので、初心者でも育てやすい樹木です。

水はけが良く、有機質に富んだ土に植え込みます。

水やりは、鉢植えの場合、土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。また、庭植えでも植えつけてから2年未満の株は、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。2年以上たつ株は、特に水やりの必要はありません。

肥料は春先と秋口に有機肥料を与えます。

さし木、とり木、種蒔きで増やすことができます。

注意する病害虫は特にありません。

イチイは生長が遅いので、樹形が整うのに数年かかりますが、一度仕立ててしまえば、比較的維持が容易です。

自然の樹形も楽しめますが、整った樹形を楽しみたい場合は、最低1年に1回は剪定が必要。剪定は3月頃に行います。

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イチイというと、まず、思いつくのが秋になる赤い実ですね。子供のころにイチイの熟した実を食べたことがありますが、内側の種子や枝葉、茎は有毒なので注意が必要なのだとは知りませんでした。

そんな身近な庭木ですが、イチイは古くから縁起が良いとされている樹木(縁起木)でもあるんですね。

イチイの名前の由来は、仁徳天皇にこの木で作られた笏(シャク)を献上した際、他の材のものより美しく質が良かったため、最高位である「正一位」を授けたことから来ています。

「一位」の名前から学業成就や出世、開業の縁起木として人気だそうです。

イチイの木で作った商品もいろいろあって、飛騨の「一位一刀彫」は特に有名ですが、他にも、表札や箸、置物にも使われています。

そういえば、我が家には既にウメとマンリョウという縁起木があったのですがイチイもいいですね。

※5月14日撮影

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※2014年5月25日撮影

近所のイチイの木は大きくて、高さが2階の屋根くらいまであります。あそこまで大きくなると剪定とか管理が大変そうなので、育てるなら、鉢植えでしょうか。

小さく育てて赤い実がなるところを見てみたいと思ってしまいます。

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