レンガ花壇の作り方!自分で簡単に作る方法は?

レンガ花壇

レンガ花壇があると庭がおしゃれな雰囲気になりますね。

今回はレンガの種類と特徴、レンガ花壇を自分ひとりで簡単に作る方法についてまとめました。

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レンガの種類と特徴

赤レンガ

レンガとは、粘土を主原料に、頁岩(けつがん)、泥を混ぜて型に入れ、窯焼き・圧縮してつくられる建材のことをいいます。

赤茶色で直方体が一般的な形。

耐久性、防火性に優れているのが特徴です。

レンガは、5000年以上も昔から使用されている建築材料といわれています。

時間が経過しても強度の劣化はほとんど無く、時間が経つにつれて味わいが出てくるなど素晴らしい性質も持っています。

昔は構造材として多く用いられていました。

しかし、耐震性に難点があることから、現在は化粧レンガなどの仕上げ材として用いられることが多くなっているそうです。

【種類】
・普通レンガ
・耐火レンガ
・異形レンガ
・軽量レンガなど

木造や鉄筋コンクリート造の表面に張り付けるレンガ風のタイルもあります。

レンガにはJIS規格(日本工業規格)があり次のように寸法が定められています。
・普通レンガ=210×100×60ミリ
・耐火レンガ=230×114×65ミリ

販売されているものの中には、この規格外のレンガもあるということを知っておきましょう。

材料が足りないからと最初に購入したお店とは違うお店で購入した場合、同じ赤レンガなのに寸法が違っていたということもあるそうです。

また、海外のレンガにもそれぞれの国の規格があり日本とは違うサイズなので注意が必要です。

レンガ花壇の簡単な作り方

レンガ花壇

レンガは庭に敷いたり積んで花壇を作ったり様々な使い方ができます。

花壇を手作りしてみたいというときは材料としてレンガが扱いやすいです。

レンガ花壇

土の庭があればレンガを並べて区切るだけでも花壇になります。

土の庭がなくてもレンガを積んで土を入れれば簡単に花壇ができあがります。

レンガを積み上げて高さのある花壇(レイズドベッド)を作ると庭に立体的な広がりが感じられるようになります。

花壇つくりにモルタルは必要?

一般的にレンガ花壇を作るには、積み上げたレンガをモルタルなどで接着して固定する必要があります。

モルタルとは砂とセメントと水を混ぜてつくる建築材料のこと。

レンガなどの資材を接着するために使われます。

また、レンガを積むときは水平にしたりレンガとレンガの間(目地)をきれいに埋めることが必要となってきます。

これら一連の作業はDIY初心者にはレベルが高く難しいです。

ちなみに、レンガを接着するにはモルタルではなくレンガ用接着剤を使う方法もあります。

レンガ用接着剤はモルタルほど強度はありませんが一般的な花壇ぐらいの大きさと高さであれば十分な強度が得られるといわれています。

モルタルを使わないレンガ花壇

個人的には一番簡単なレンガ花壇の作り方は接着剤を使用しない方法だと思います。

モルタルなどの接着剤を使わないでどうやってレンガ花壇を作るのかというと…。

モルタルの代わりにプラスチック製の目地板を使って組み上げていきます。

モルタルで固めないので組み替えもできて花壇の模様替えもできるというメリットがあります。

他にも、こんなメリットが!

・短時間で作れる
・コンクリートなどの舗装面にも
 本格的な花壇をつくることができる
・必要なくなれば撤去することができる

デメリットは値段が比較的高いことでしょうか。

初心者ならモルタルを使って作るよりきれいに作ることができると思いますし費用対効果は十分かなと考えています。

さいごに

レンガ

レンガの種類と特徴、レンガ花壇を簡単に作る方法について調べたことをまとめました。

実は、花壇を作りたくてネット通販でレンガを購入しようと計画していました。

ところが、
寒冷地では冬季に割れることもありますので寒冷地での使用はお勧めしません」と記載されていたため断念。

改めて、近所のお宅の庭や公園を見てみるとレンガで作った花壇やアプローチを見かけることはありません。

レンガが凍結して割れてしまうことも理由のひとつなのかもしれないですね。

温暖な地域では選び放題のレンガですが寒冷地ではレンガがボロボロに崩れたり割れたりすることがあるのだそうです。

理由は「凍結融解」と「表面剥離」が起こるからだとか。

・レンガに含まれる水分が寒さで凍って氷になる
・氷になると水分でいる時よりも膨張する

冬期間、凍ったり融けたりが繰り返されることでレンガは非常にもろくなり砕けやすくなってしまうというわけです。

レンガは完全に乾燥しているものではありません。

給水率が低ければ低いほど凍結融解は起こりにくいということです。

普通のレンガの場合、吸水率があまりにも低すぎると非常に硬い製品になります。

すると、加工の問題、輸送時や設置後の破損などが生じやすくなります。

一般的には7%~9%台の給水率であれば大丈夫といわれています。

業者さんにお願いする工事であれば問題はないでしょう。

しかし、レンガ花壇を自分で作る場合はレンガの給水率を確認できないことが多いと思います。

レンガは色、形、風合いなど種類が豊富にあります。

自分が作りたいイメージにあったレンガを選ぶことも大事ですが、凍害の心配がないレンガであることも大事です。

購入前に、ホームセンターやお店の方からアドバイスをしてもらう必要がありそう。

いろいろ、調べてみた結果、
レンガに見える花壇材を利用して簡単に作る方法を選びたいと思うようになりました。

商品が届けば、すぐに花壇が作れるのも魅力。

寒冷地でもレンガ造りの雰囲気を味わえます。

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