早咲きの菜の花は2月上旬から、遅咲きの名所では5月初旬まで菜の花が咲いています。
長い期間、花を楽しめる菜の花の名所にでかけてみませんか?
関東・関西・青森の菜の花畑名所情報を紹介します。
菜の花畑の名所|関東の見頃は?
国営ひたち海浜公園
みはらしの丘に咲く水色のネモフィラの花畑と菜の花畑のコラボが最大の見所。
4月中旬~5月中旬までなら両方の花畑を同時に楽しむ事ができます。
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吾妻山公園(神奈川県)
他の関東の菜の花畑より1か月以上も早く見頃を迎える早咲きの菜の花畑の名所です。
約6万株の菜の花と富士山のコラボが素晴らしいですね。
テレビで紹介されることも多いので花の見ごろは大変混雑します。
お出かけ予定がある人は、事前に混雑状況や駐車場の確認をしておくとよいですよ。
権現堂公園(埼玉県)
関東の桜の名所としても人気の高い権現堂桜堤。1000本のソメイヨシノの桜並木が続きます。
菜の花畑の見頃と重なるため黄色の菜の花とピンクの桜という春ならでは絶景が楽しめます。
菜の花畑の名所|関西の見頃は?
神戸総合運動公園(兵庫県)
毎年、3月中旬に約5万本の菜の花が見頃を迎えます。
シーズン中には菜の花まつりが開催されます。
あわじ花さじき(兵庫県)
約15ヘクタールの広い敷地の中に4つの花畑があり菜の花畑越しに海を見晴らす景観が楽しめます。
早咲きの菜の花は1月上旬から見ることができるのも特徴。
道の駅 あいとうマーガレットステーション(滋賀県)
カントリー調の建物が目印の道の駅。
菜の花に合わせてイチゴ狩りも楽しめます。
菜の花畑の名所|青森県の見頃は?
青森県の菜の花の名所で有名なのが横浜町です。
菜の花の作付面積は約50ヘクタール、日本一の規模だそうですよ。
見頃は5月上旬から約1ヵ月間です。
毎年5月第3日曜日には、菜の花の祭典である菜の花フェスティバルが開催されます!
よこはま菜の花マラソン大会、菜の花大迷路、菜の花撮影会、特産品即売などいろいろな催しが行われます。
【所在地】
青森県上北郡横浜町大豆田
【アクセス】
(車)野辺地町から40分、むつ市から30分
(バス)下北交通 大豆田バス停下車後徒歩20分
(JR)陸奥横浜駅下車 タクシー15分
【駐車場】
1,300台(イベント時)/30台(通常時)
菜の花畑の名所まとめ
春の訪れは、まだまだ先のことと思っていましたが、早咲きの名所では、すでに菜の花が見頃を迎えているんですね。
静岡県、伊豆の河津桜と菜の花が咲いている様子がテレビで紹介されていました。
東北地方は、まだ雪に埋もれているというのに、花が咲いている地域があるなんてビックリです!
菜の花畑の名所はどこなんだろう?と気になったので、関東、関西、そして地元、青森県の菜の花畑名所を調べてみました。
ところで、一面の菜の花畑をみると、山村暮鳥の詩「いちめんのなのはな」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
この詩は「風景」と題される作品です。
以下に一部を引用します。
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
かすかなるむぎぶえ
いちめんのなのはな
菜の花畑が広がっている風景が目に見えるようです。
昔から、菜の花畑は人気のレジャースポットだったのかもしれませんね。
菜の花畑といっても、桜と菜の花のコラボが楽しめるなど地域によって特徴があります。
その地域限定の菜の花が咲く絶景を楽しんでみたいですね。
話は変わりますが、2018年2月19日は二十四節気の雨水でした。
雨水は、空から降る雪が雨に変わる日とされています。
ちなみに、2月19日の弘前市は、未明に最低気温の氷点下8.3度を記録。
最高気温も氷点下の真冬日でした。
そんな中、桜の名所、弘前市の弘前公園では桜の剪定作業が始まりました。
枯れた枝などを切り落とす作業を3月末まで続け、園内の52種約2,600本の桜を剪定するそうですよ。
暦どおり雪が雨に変わるのは、まだまだ先のことです。
しかし、桜の剪定が始まったというニュースをきいて、確実に春は近づいているというのが実感できました。