初心者にはむずかしそうに思えるキノコ栽培。
実は市販の栽培キットを使えば自宅でも簡単に栽培できるんですよ。
キノコ栽培の基礎知識や家庭で栽培する方法を紹介します。
キノコ栽培の基礎知識
栽培に適した温度と季節
一般に栽培に適した室温は10~23℃です。
ですから、春、秋、冬が栽培可能な時期といえます。
気温が高すぎると菌が弱るので夏場は避けたほうがよいでしょう。
栽培に適した環境
家庭で栽培する場合は直射日光や暖房が直接当たらない場所で育てましょう。
キノコを家庭で栽培する方法
キノコの栽培は、大きく分けて「原木栽培」と「菌床栽培」という2つの方法があります。
原木栽培
名前の通り、原木となる木に直接菌を埋め込んで栽培する方法です。
キノコの種類によって栽培に適した原木は変わってきます。
一般には、クヌギ・コナラ・カキ・クリなどの落葉広葉樹が利用されることが多いようです。
収穫までに時間と手間がかかります。
菌床栽培
オガクズに穀物の粉などを混ぜたブロック状の菌床にキノコの菌を植えつけて栽培する方法です。
スーパーで販売されているキノコの多くが菌床栽培されたものです。
収穫までの期間が短く手軽に育てられるのがメリットです。
キノコは栽培キットを使えば簡単
家庭で簡単にキノコの菌床栽培ができるキットが販売されています。
成長する様子が観察できて収穫の楽しみも得られるのは魅力ですね。
子供さんがいるご家庭なら食育にもなりますし自由研究にもオススメです。
ちなみに、原木栽培のキノコのほうが美味しいといわれています。
原木栽培できるキットも販売されています。
菌床栽培に慣れてきたら原木栽培に挑戦してみるのもよいかもしれませんね。
家庭でキノコ栽培まとめ
・家庭で栽培するなら簡単な「菌床栽培」のキットがオススメ
先日、テレビでNHK趣味の園芸をみていたらキノコ栽培について放送されていました。
子供のころ、実家でナメコを栽培していたことを思い出して懐かしかったですね。
ナメコ放っておいても勝手に生えてきたイメージがあったのですが実際のところはどうだったのか記憶に残っていないのが残念。
そんな訳で今回はキノコ栽培について調べたことをまとめてみました。
ちなみに、NHK趣味の園芸では菌床を土に植える方法が紹介されていました。
なぜ土に植えるのかというと…。
菌床を土に植えることで乾燥しすぎたり過湿になることが防げるのだそうです。
市販の赤玉土を使えば病害虫の心配も不要なので、家の中でも安心なのだとか。
寒冷地だと温度が低すぎるので冬の栽培は無理そうです。
春になったら栽培キットを購入してみようかと考えています。
栽培キットのキノコの種類は、椎茸、なめこ、しめじなど。
どれから始めるか考えるのも楽しみです。