プリムラ ジュリアンの特徴と育て方【栽培記録】

プリムラ・ジュリアン

プリムラは冬から春にかけてカラフルでかわいい花を咲かせる植物です。

ジュリアンなど寒さに強い品種の育て方のコツ、寒冷地での栽培記録をまとめました。

寒さに強いプリムラの品種

プリムラの白い花

プリムラはサクラソウ科サクラソウ属の植物。

主にヨーロッパで品種改良されたものが多く出回っています。

主な品種はポリアンサ、オブコニカ、ジュリアン、マラコイデスなど。

園芸店では単にプリムラと表示されていることも多いです。

別名、西洋サクラソウとも呼ばれます。

多年草ですが暑さに弱い品種は一年草として扱われています。

ジュリアンとポリアンサは寒さに強いので寒冷地で夏越し可能。

多年草として育てることができます。

プリムラの育て方

プリムラの花

苗を購入して育てます。

地植えの場合は、根鉢を少し崩してから植え付けましょう。

複数の苗があるときは株間を20cmほどあけます。

鉢植えの場合は、市販の培養土を使います。

水やり

地植えの場合、特に必要ありません。

鉢植えの場合は、土の表面が乾きかけたら早めにたっぷりと与えます。

病気予防のため、花や葉に水がかからないように鉢のふちから水差しで与えてください。

肥料

苗を植え付ける時に元肥として緩効性肥料を土に混ぜておきます。

開花中は月に2~3回、液体肥料を与えます。

増やし方

株分けで増やすことができます。

適期は秋。

掘り上げたら土を落とし、2~3株をひとまとめにして新しい土に植え替えます。

プリムラの栽培記録【2007~2022年】

品種不明のプリムラを地植えで育てています。

寒さに強いので、たぶんポリアンサかジュリアンでしょう。

※栽培しているところ:東北地方北部

地植えのプリムラ
雪解け後、5月頃に花が咲きます。

花後のプリムラ
花後、冬を越した葉が茶色に枯れてきます。

プリムラの新しい株
枯れた葉の下から新しい葉が出ています。

秋には再び花が咲いてくれることもあります。

プリムラの株分け
生育旺盛でよく増え、何年か経つと株が混みあってきます。

3年に1回くらいは株分けを兼ねて植え替えするようにしています。

常緑性で寒くなっても葉は枯れずに残っています。

冬は雪に埋もれてしまうのですが防寒対策をしなくても冬越しできます。

さいごに

プリムラの黄色の花

プリムラの育て方と栽培記録をまとめました。

植え付けている場所は夏でも直射日光が当たる場所。

問題なく夏越しできているのは寒冷地だからでしょうか。

寒冷地では植えっぱなしでも毎年花を咲かせてくれる丈夫で育てやすい植物です。

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