観葉植物パキラが冬に枯れてしまう原因はひとつだけではありません。
考えられる原因と復活方法を紹介します。
パキラが冬に枯れる3つの原因
【寒さ】
パキラは寒さに弱く5℃以下になると葉が落ちて枯れてしまいます。
窓辺に飾ることも多いですが、日中は暖かくても夜の窓辺は想像以上に冷え込むことがあります。
【乾燥】
熱帯地方原産なので冬場は室内の暖かい場所に置く必要があります。
しかし、エアコンの風が直接当たってしまうと、葉が乾燥して枯れてしまうことがあります。
【根腐れ】
冬の根腐れは水やりの頻度が多いことが一番の原因です。
パキラが冬に枯れて来た時の復活方法
一見、枯れてしまったように見えるパキラ、実は、まだ生きているかもしれません。
確かめるには、爪で幹に軽くキズをつけてみる方法もあります。
中に緑色の樹皮が見えれば、まだ生きているということ。
茶色になっていれば残念ながら手遅れです。
中が緑色で生きていることが確認できたら、考えられる原因をみつけて対策を取りましょう。
冬は夜間の温度管理がポイントです。
夜の間は、窓際から部屋の中央など寒くない場所に移動させます。
ビニール袋を掛けて保温するのもよいでしょう。
また、エアコンがある部屋に置くときは、風が直接当たらない場所に置きましょう。
じかに風が当たらない場合でも、室内が乾燥気味なら1日1回程度、葉の表と裏に霧吹きで水をかけます。
水やりをした時に、鉢底から出てくる水や土から変な臭いがしたら根腐れを起こしかけているのかもしれません。
早く土が乾くように日当たりのよい場所に置きましょう。
受け皿に水が溜まっていたら、すぐに捨てることも大切です。
パキラが冬に枯れる原因と復活方法まとめ
・冬の寒さ対策として冷え込む夜間は場所を移動させることも必要
・冬は乾燥気味になるので1日1回程度葉に霧吹きで水をかける
・冬の根腐れを防ぐには、土が乾いてからたっぷりと与える
パキラに元気がなくなってきたら、早めに対処してあげましょう。
【2016年2月上旬の天候】
※ 2016年2月7日撮影
2月最初の一週間は、真冬日かと思えば、翌日には一気に5度も気温が上がって暖かくなるといった具合で寒暖の差が激しかったです。
とはいえ、雪はほとんど降らず現在の積雪量は39センチ。
平年の半分以下じゃないでしょうか。
「今年は雪が少なくて楽だね」と、ご近所さんと話すことも多いです。
ただ、雪が少ないとスキー大会が開催できないなど弊害もチラホラ。
雪も寒さも平年並みであってくれるのが一番よいのですけれど、天候ばかりはどうしようもありませんね。
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