盆栽鉢の種類と選び方!鉢合わせとはどんな意味?

盆栽鉢

盆栽鉢は種類がたくさんあって、どれを選べばよいのか迷いますね。

盆栽鉢の種類と、鉢合わせの意味、樹木の種類別におすすめの盆栽鉢を紹介します。

盆栽鉢の種類

ミニ盆栽

盆栽鉢の基本の形は以下の8種類です。

長方鉢、正方鉢、楕円鉢、丸鉢、木瓜(もっこう)、輪花式、六角、八角

それぞれ、深い鉢、浅い鉢、縁があるかないか、足の有無などで種類が分かれます。

【泥(でい)ものと釉薬(ゆうやく)もの】

泥ものとは、釉薬をかけずに焼き上げた鉢のことです。

土の色味により、紫泥、朱泥、白泥などの名前があります。

通気性に優れているのがメリットです。

釉薬ものは、釉薬をかけて焼いた鉢のことです。

化粧鉢・釉薬鉢とも呼ばれ、鮮やかな彩りが特徴です。

産地などで、交趾(こうち)、広東、南京などの名称や、見た目から海鼠(なまこ)、均釉(きんゆう)などの種類があります。

高温で焼かれているので、硬くて割れにくいのがメリットです。

観賞に適しますが通気性・排水性がないというデメリットがあります。

一例として「朱泥外縁雲足長方鉢」という100年前後は経っているという中国古鉢をみてみましょう。

名称をみると長くて意味が分かりにくいですよね。

でも、分解してみると案外簡単です。

最初に土の種類(色)・縁・模様(飾り)・足の形・全体の形などです。

つまり、土の種類が「朱泥」、縁が「外縁」、足の形が「雲足」、全体の形が「長方鉢」になると思います。

盆栽鉢合わせとは?

盆栽では、植物と合う鉢を見つけることを「鉢合わせ」と言います。

植物を選ぶことと鉢を選ぶことは同じように重要であると考えられているんですね。

鉢選びは自分の感性で自由に選んでもかまわないといわれています。

気に入ったものであれば食器を使ってもよいのだとか。

とはいえ、初心者だと色々迷って決められない…ということも多いのではないでしょうか。

鉢合わせは、絶対的な決まりはありませんが、樹木の特性に合った盆栽鉢を選ぶなど鉢合わせの原則というものがあるそうです。

樹木の種類別、おすすめの盆栽鉢とは?

松の盆栽

【松柏類の盆栽】

基本的に「泥もの」(無釉)の盆栽鉢が使用されます。

例えば、松の盆栽は隅のある長方形の盆栽鉢や朱泥や紫泥などの泥もの盆栽鉢に植えると松の素晴らしさが一層引き立つといわれています。

同じ松柏でも、懸崖や半懸崖は枝が鉢からこぼれるため高さが必要となります。

なので、深めの正方か丸の鉢だと安定感が増すといわれています。

泥物は、通気、排水、熱の吸収性など機能的にも優れていて、樹の生育にも適しています。

【花もの、実もの、葉もの盆栽】

カエデの盆栽

基本的に釉薬を使って焼いた盆栽鉢との相性が良いです。

ポイントは鉢の色です。

花を楽しむ盆栽なら主役の花を引き立てるような落ち着いた色合いの盆栽鉢を選ぶとよいでしょう。

紅葉や果実を楽しむものは青系統の鉢がよく葉の緑を楽しむものは白や黄系統の鉢がよいといわれています。

また、花ものや実ものは、花や実と対照的な色合いの鉢を選ぶのがよく同じ色の鉢は避けたほうが落ち着くそうです。

ケヤキやカエデ、スギなどの根が浅い雑木類は小判型の楕円形の浅い鉢が向いています。

盆栽の樹木を正面から見た横幅の大きさと同じぐらい、または、やや小さめの鉢を選ぶと安定感があり収まりやすいです。

さいごに

今回は、盆栽鉢の種類、鉢合わせの意味、樹木の種類別おすすめの盆栽鉢について調べたことをまとめてみました。

盆栽鉢選びの基本は、樹木に合った鉢の大きさ、色、形、深さ、そして樹木とのバランスや調和がとれた鉢を選ぶことがポイントです。

とはいえ、高価な盆栽鉢を使わなくても大丈夫。

自分で作ったり見つけたりした鉢や身近にある瀬戸物の器を盆栽鉢に利用してもかまいません。

基本的に鉢と樹木とのバランスがとれ、通気性、排水性や保水性が良ければOKです。

盆栽鉢はずっと同じものを使うわけではなく、成長とともに鉢も変わっていきます。

いろいろチャレンジして、ピッタリの盆栽鉢を見つけてくださいね。

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