ベンケイソウ科のセダムは色や形が可愛いものが多く人気がある多肉植物です。
育て方のポイントやグランドカバー向きなど代表的な品種を紹介します。
多肉植物 セダムの特徴
セダムはベンケイソウ科マンネングサ属(セダム属)の総称です。
ベンケイソウ科の多肉植物の属としては最も大きく500種類以上の品種が確認されています。
北半球に広く分布し、日本原産の品種もあることから一番身近な多肉植物といえるでしょう。
生育型:春秋型
葉の形や、大きさ、カラーバリエーションが豊富。
冬に紅葉するものや花を咲かせる品種もあります。
多肉植物 セダムの代表的な品種は?
広い地域に分布していることから生育形態も様々。
・「虹の玉」のように茎が上向きに伸びるタイプ
・「マンネングサ」のように葉と茎を伸ばし這いながら増えるタイプ
などがあります。
タイプによって寄せ植えで楽しんだり、グランドカバーとして活用できます。
グランドカバーにできる主な品種には次のようなものがあります。
メキシコマンネングサ
ツルマンネングサ
コーラルカーペット
キリンソウ
メノマンネングサ
コモチマンネングサ
タイトゴメ
気温を下げる効果があるので屋上緑化の目的で植えられることもあります。
多肉植物 セダムの育て方
日当りと風通しが良いベランダ・軒先などで育てます。
ただし、夏は暑過ぎるので明るく涼しい日陰で管理します。
冬は室内の日当たりのよい場所がよいでしょう。
日本産セダムの場合は耐寒性があるので一年を通して戸外で栽培できます。
紅葉する種類は、寒さと日光に当てないと紅葉しにくいです。
室内で育てる場合は、暖房の当たらない日当たりのよい場所に置きます。
水やり
鉢土の表面が乾いてから2~3日ぐらいしてから与えます。
セダムは葉に水を蓄えているので水切れの心配はあまりありません。
多湿に弱いので水の与え過ぎには注意しましょう。
植え替え
植え替えは1~2年に1回行ないます。春と秋が適期です。
用土はサボテン・多肉植物用の土を利用すると簡単です。
増やし方
挿し木や葉挿しで簡単に増やすことができます。
時期は植え替え時期と同じです。
葉挿しは、根元から手ではずした葉を使います。
根が出るまで半日陰に置くか、そのまま土に挿しておくだけでよいです。
1~2週間ほどで根が出始めます。
肥料
4月中旬~5月頃と9月頃に、月に1~2回、2000倍ぐらいに薄めた液体肥料などを与えます。
さいごに
今回は、多肉植物セダムの特徴と育て方について調べたことをまとめました。
日本原産のセダム、ミセバヤの育て方と栽培記録はこちら
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多肉植物ミセバヤの育て方!種類や増やし方、冬越し方法は?
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