【花壇の土が硬くて水はけが悪い】土壌を改善する方法は?

花壇の途上改良

花壇の土が硬くて水はけが悪いので困っています。

・少し雨が降るだけで水たまりができる
・日当たりがよいのに雨が降ると数日間はジメジメ

土を柔らかくして水はけをよくする方法について調べたことをまとめました。

花壇の土が硬くて水はけが悪い原因

水はけの良い土

「土が粘土質」であることが一番多い原因といわれています。

【粘土質の土の特徴】
・土の粒子が細かい(粒子が大きいのは砂質土)
・雨が降るとドロドロになる
・乾燥するとカチカチに硬くなる

成長に必要な水と空気が通りにくいので植物はうまく育ちません。

・土が硬いと植物の根が伸びにくい
・水はけが悪いと根腐れする恐れがある
・通気性が悪いと根が酸素不足になる

花壇の粘土質の土を改善する方法

土壌改良剤で水はけ改善

・30cmくらいの深さまで耕す
・土壌改良材を加えて、混ぜ込む
・植物の植え付けは2~3週間後

土壌改良材とは、
・土を柔らかくする
・水はけをよくする
など植物が育ちやすい環境を作るために土壌の性質を変える目的で使われるものを指します。

土壌改良材の中でも代表的なものが「堆肥」です。

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↓水で薄めて散布するだけの便利な商品もあります。

冬に行いたい花壇の土壌改良/天地返し

庭の土壌改良

秋から冬になる頃、長く植物を育て続けていた土は疲れています。

空気を含む隙間も少なくなって硬くなり、病原菌や害虫が増えているかもしれません。

冬の間はガーデニング作業はお休みですが冬だからこそ出来る庭仕事もあります。

花壇に空きスペースができていたら庭仕事の少ない冬の間に土壌改良をしておきましょう。

「天地返し」とは
花壇や畑の表土を掘り起こして下層の土と入れ替えること。
「寒起こし」「寒ざらし」ともいいます。

土の中に含まれる水分が凍ったりとけたりを繰り返すことで土が柔らかくなります。

深い部分の土を冬の寒さにあてることで病原菌や越冬中の害虫・幼虫・卵を死滅させる効果も期待できます。

・実施時期は霜が降りる12~2月頃
・月1回程度、冬の間に2~3回行うと効果的
・雪が積もる地域では11月下旬と雪解け後の3月頃に行うとよい

【作業手順】
・スコップで土を掘り起こし、ひっくり返すようにしておく
・土の塊は崩さない
・深さは30cm程度
・1ヶ月ほど寒さにあてる

さいごに

水たまり

硬い土を柔らかくして水はけをよくする方法について調べたことをまとめました。

雪が降る前に花壇の一部で天地返しをしてみたり、春に堆肥を混ぜ込んだり…。

少しずつですが土が柔らかくなってきたのを感じています。

土壌改良は一度やったらお終いというものではないので、続けていくことが大事だなぁと実感しています。

雑草堆肥作りも始めてみました。

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