冬の間はガーデニング作業はお休みですが、冬だからこそ出来る庭仕事もあります。
春に向けて花壇の土壌改良をする方法と鉢植えに使った土の改良をする方法を紹介します。
花壇の土壌改良「寒ざらし」
冬の間は何も植えていない花壇の土を改良する良い機会です。
土を荒く掘り返して寒さにあてる「寒ざらし」をしましょう。
「寒ざらし」は、40cmくらい土を掘り返し寒さに当てることによって害虫の卵や幼虫を退治するために行ないます。
この作業を月1回程度、つまり冬期に2~3回行うことになります。
作業自体はこれだけで難しいことではありません。
2月下旬頃、最後の作業の際に苦土石灰と堆肥を土に混ぜ込みます。
雪が積もる地方では雪の積もる前の11月下旬と雪が解ける3月頃に行うと良いでしょう。
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鉢植えに使った土の改良
鉢植えやコンテナで植物を育てた後の土は、もう少し手間がかかります。
手順は次の通りです。
・残った土を目のあらいフルイにかけて、残った根や雑草、ゴロ土を取り除きます。
・より分けた土は、園芸用トレイに不織布を敷いた上にあけ、水をたっぷりかけます。
・この土を充分寒さにあてます。
水でなく熱湯を使うと、病害虫の殺菌効果があがります。
花壇の土と同じように、月に1回程度上下を入れ替えると、更に効果的。
春に植え付ける時は、赤玉土、腐葉土、ピートモスなどを加えて使います。
市販のリサイクル材を利用するのもオススメです。
さいごに
今回は、冬の間にやっておきたい土壌改良の方法について調べたことをまとめました。
寒冷地に住んでいるので、冬の間、庭はすっぽりと雪に埋もれた状態。
春の庭仕事は、雪解け後のカチンカチンにかたくなった土を耕すことから始まります。
11月下旬ころまでは雪が積もることがないので、今後は、雪が積もる前に「寒ざらし」をしておきたいと思いました。
春になったら土のリサイクル材も活用したいと考えています。
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